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ソーヤブル(Sawable)

ダイヤモンドの年輪にそって劈開加工できる超品質ソーヤブル

上質なダイヤモンド原石を使ったエンゲージリング

Sawableソーヤブル/ダイヤモンド原石群の名称。ソーはノコギリ、ヤブルは可能の英語を組み合わせたダイヤモンド業界だけの造語です。ダイヤモンドには劈開と言う性質があり結晶目に沿って平行に割る事が出来ます。しかしその結晶目は整っていればこそ割る事が出来ますが、結晶歪みが有ったり、成長線が曲がっていると劈開も伴って曲がって変形してしまう為に劈開がうまく機能せず、割る事すら困難なダイヤモンド原石となってしまいます。へき開は結晶が整っていて初めて機能する加工方法なのです。

ダイヤモンドの原石は等軸で6、8、12とその組み合わせ

それぞれソーヤブル、メイカブル、ニアジェムの3段階で評価される最高位のダイヤモンド原石。Saw(のこぎり)Able(できる)の意味で切断できるダイヤモンドという意味。それぞれの結晶形にソーヤブル原石が有り、高品質として取り扱われます。一口にソーヤブルと言っても何面体のダイヤモンドなのか?は最終的な美しさに影響を与える為に重要です。
ダイヤモンドは原石の目が整っていればそれだけ加工が容易いのですが、ダイヤモンドが1次鉱床で発見された1880年代までダイヤモンドの結晶形についての理解が進んでいませんでした。等軸状の正八面結晶をはじめとする最高品質ダイヤモンド原石をソーヤブルと呼びます。ソーヤブルには6面8面、12面とそれらの複合した様々な結晶形が含まれます。現在ダイヤモンドはGIAというアメリカの鑑定鑑別を行う教育機関によって国際的な評価基準4Cが定められ、その評価によって価格と希少性が決まります。面白い事に原石品質は研磨済みダイヤモンドの4C評価にはあまり反映されません。

⇒ダイヤモンド原石ラフについてもっと詳しく

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