カナダのダイヤモンド鉱山発見を後視した鉱山企業

ウインスペアダイヤモンド（Winspear Diamonds）はカナダ、ノースウェスト準州にてダイアモンド鉱山の開発を進めていた鉱山会社。１９８５年には地質学者チャールズ・ フィプケ氏と協業で後のエカティ鉱山発見につながるダイアモンドパイプを発見しました。そして１９８８年、サスカチュワン州プリンスアルバート近郊ではカナダ最初のダイアモンドを含有するキンバーライトが発見されました。
同社はバンクーバー証券取引所へ上場していたが、2000年9月、デビアス社により敵対的に買収を受け完全子会社化した。

現在はデビアスグループ等100に上る複数の地下資源採掘企業によって運営されるカナダのダイヤモンド鉱山（鉱区）。ロシアやアフリカ中部の共産主義的な勢力の資金が入らないカナダのダイヤモンドは他産地に比べてマーケットが開かれており、※民主主義国家にとって最終的に共産圏や異なる過激な思想を持つ一部の宗教団体（反政府組織）へ資金が流れる事が好ましくないと考える風潮が有ります。その為にカナダの様な民主主義的でクリーンな政府によって運営される地下資源産出国のダイヤモンドは日本やアメリカなどのマーケットに歓迎される傾向が有る。しかも比較的高品質でハイカラーのダイヤモンド原石を産出する事でも有名。

カナダのダイアモンド鉱山として採鉱が実施されているのはノースウェスト準州、アルバータ州、サスカチュワン州、ケベック州、オンタリオ州である。デビアスグループを含む１００社以上が参入しています。カナダのダイヤモンド鉱山と言えばリオティントが運営するダイアヴィックが有名で他にはＢＨＰダイアモンズが運営するエカティ鉱山も優良な原石を産出している。
⇒ダイヤモンドの産地について