ボーサンシーダイヤモンド（Beau Sancy Diamond）

ブルゴーニュ公シャルル突進公がブルージュのダイヤモンド研磨工Lodewyk van Berken（ルドヴィック・ヴァン・ベルケム）に研磨させたとされる歴史的なダイヤモンド。シャルル戦死の際に剥奪されフランス王ルイ11世に献上された。その後さまざまな王侯貴族の持ち物となったのでした。
ヨーロッパの王族に400年以上にわたって受け継つがれてきた約35カラットのダイヤモンドボーサンシ―ですが2012年にスイス・ジュネーブで競売大手サザビーズの競売に掛けられ、904万2500スイスフラン（約7億7000万円、手数料含む）で落札されました。歴史的なダイヤモンドいったい誰が手に入れたんでしょうか？
サザビーズの会長はこの落札を受けて落札者に「あなたが購入するのは単なるダイヤではなく、歴史的芸術品なのです」と言ったそうです。