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ギルドハウス

世界初の国際自由貿易都市を支えるギルド組織

アントワープはダイヤモンドのギルドハウスが有り世界有数の貿易都市として栄えた

ギルドハウス(Guild House)ギルドは世界初の自由貿易都市アントワープなどに発祥し港町など多くの西欧都市に展開された。写真は当時のギルドはうすがそのままに残されたアントワープのギルド跡。
ギルドは交易をする各国の事業者とのつながりを作るために商工業者の間で結成された各種の職業別組合のこと。研磨工ギルド・商人ギルド・手工業ギルドなど様々に区分されていたと思われる。アントワープのギルドハウス後には交易にかかわる事業者毎にギルドがあったことが見て取れる。

ルドウィック・ヴァン・ベルケムもギルドに所属していて王族との交渉はギルドを通して行われたとされる。シャルル突進公の依頼で研磨したサンシーの研磨報酬は3,000ダカットだったとか、1ダカットはベニスで発行された純金の金貨。重さ約3.5gですから3,000ダカットはざっと純金10,500gです。金1グラム2017年現在約5,000円とすると・・ざっと5,250万円!!
ギルドがいかに力を持っていたかがうかがえる逸話です。

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