紫外線検査(Ultraviolet Test)
紫外線検査(Ultraviolet Test)宝石種によって長波紫外線と短波紫外線に対する反応は異なる事を利用した宝石鑑別の1つ。紫外線検査では燐光を検査する。同一宝石、例えばルビーなどでは紫外線反応の違いによる産地オリジン識別にも使われる事が有る。
簡易な長波紫外線ライトは宝石マーケットへ持ち込む事も出来るためにダイヤモンドであれば蛍光性を、ルビーや紫外線反応の強い宝石であればその場である程度の簡易検査が出来る。ダイヤモンドの紫外線検査では長波(366nm)と短波(254nm)紫外線で測定する。
ダイヤモンドの国際的な評価基準4Cを定めるGIAではダイヤモンドの蛍光性を測定しグレーディングレポートにも記載しています。