イエローグラウンド(Yellow Ground)
川底の堆積鉱床はイエローグラウンド
イエローグラウンド(Yellow Ground)は風化したダイヤモンドを含むキンバーライト層を指す業界用語。ダイヤモンドの一次鉱床が発見された1880年頃迄はダイヤモンドは何処から産出するのか?そもそも解っていませんでした。ダイヤモンドを求めるトレジャーハンターたちは風化したキンバーライト【イエローグラウンド】を探しました。イエローグラウンドではダイヤモンドの他にガーネットやペリドット、スピネル等ダイヤモンドの内包物として観察される鉱物も産出します。
ガーネットが見つかるとそこがイエローグラウンドである事が確認されるとそこにダイヤモンドが産出する可能性が高くダイヤモンドラッシュが起こったアフリカでは農場経営で牧草地を大量に保有していた人々の土地が次々買収された。
風化したキンバーライト層をイエローグラウンド、風化していないキンバーライト層をブルーグラウンドと呼びます。