ラディアントカット(Radiant Cut)
ラディアントカット(Radiant Cut)
ラディアントカットは宝石のカット形状の名前。エメラルドカットのような隅切の四角系でステップカットのエメラルドカットとは違い全体的にブリリアント仕上げにしている。プリンセスカットの隅を切っている形。縦横の比率は1:1の正方形も人気が高い。長方形のダイヤモンドはそれぞれ魅力が異なる。
1977年に誕生したラディアントカットはそれまであまり輝きが強くないことが問題とされていたステップカットに多面カットダイヤモンドのファセットを組み合わせるという画期的なもので、それまでダイヤモンド業界では誰も成しえなかったセオリー破りと言えた。
開発者のヘンリー・グロスバードはステップのダイヤモンドに多面カットダイヤモンドのファセット路組み合わせることに成功した最初のダイヤモンド・マスターカッターである。
2005年犬の散歩中に通り魔事件に巻き込まれて銃殺された。現在ラディアントカットは彼の息子 スタン・グロスバード(StanGrossbard)へ技術継承されて引き継がれている。