ドラッグライン
ドラッグライン(Drag Line)はダイヤモンド研磨の業界用語。4Cカットグレードの内、ポリッシュで取り上げられる。ドラッグラインが在る場合鑑定書に特徴として記載される。ダイヤモンドのインクリュージョンが表面に達する部分にグレインラインが在りその場所を研磨する場合にインクリュージョンが開口部グレインとつながって表面まで達する傷の様に見える。そうしたポリッシュラインを「Drag line(ドラッグライン)」と呼ぶ。イッチチャンネルとも呼ぶことが有る。イッチチャンネルもドラッグラインもダイヤモンドの外観の特徴としてクラリティグレードに表記される外観特徴で、穴の様に表面に達した内部特徴部分あるいはダイヤモンドがマグマ内部を上昇時に膨張した内包物が先に膨張して本体のダイヤモンドから脱落してしまう場合も含みます。
しかもその表面に達した内部特徴部分がダイヤモンドを煮沸したり酸を使って洗浄したりした際に除去されて残された穴として観察する事が出来ます。デビアス鑑定やGIA等国際的に評価の高い鑑定鑑別機関ではプロットに手書きでドラッグラインを記載したグレーディングレポートを発行している。