インターナルグレイン(Internal Graining)
ダイヤモンドの内包物は美しさに影響する?
インターナルグレイン(Internal Graining)はダイヤモンドのGIAによって定められているダイヤモンドの国債的な評価基準4Cの内クラリティグレードで使用する業界用語。ダイヤモンドの内部に存在するグレインの事、グレインは成長線で多く含まれることで不規則な結晶となり美しく仕上げるための障壁が多いダイヤモンドという事になります。
インターナルグレインはダイヤモンドの外観にも影響を与えます。縞模様、乳白色または反射的な成長線の様に見えます。多くの場合、茶色または白っぽい帯状の形として目視する事が可能です。ダイヤモンドのアソーター、グレーダーは、クラリティグレーディングする場合には茶色または乳白色に色が付いているグレイン、または反射性の内部グレインを内包物としてカウントしてその分の評価を下げます。
連続性が無く分散して部分布するグレインは、クラリティーグレードに影響を及ぼしませんが、外観はグレインの無いダイヤモンドに比べて見劣りします。 仮にグレーニングがダイヤモンドのグレード設定に影響を及ぼしている場合グレーディングレポートの備考欄に「グレーニングが存在する」というコメントが記載されプロットにも連続性は無い状態で記載されます。
ブリッジ銀座アントワープブリリアントギャラリーでは大きな内部グレインが外観に影響を与えるレベルのダイヤモンド原石を選んでいませんのでご安心ください。