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ユーレカ(Eureka)

ユーレカダイヤモンドは、南アフリカで最初に発見されたダイヤモンドです。

1867年南アフリカ・ホープタウンの15歳の農夫の息子であるエラスムス・ジェイコブス(Erasmus Jacobs)は、オレンジ川の近くで透明な石を拾います。これがアフリカで最初に発見されたユーレカダイヤモンドです。ユーレカは古代ギリシャ語の「エウレカ(発見)」から命名されました。アフリカで最初に発見されたユーレカダイヤモンドは発見当初、重量が21.25カラット(4.250 g)でしたが、後に10.73カラット(2.146 g)のクッション状のブリリアントカット仕上げられました。

発見当初ユーレカはジェイコブスたちの石遊びの道具の一つでしかありませんでした。遊びの道具に使っていた綺麗な石が若しかしたら「トパーズ」かもしれないと思っていた友人のシャルク・ヴァン・ニーケルクはジェイコブスからユーレカを借りて隣町の冒険家”ジョン・オライリー”に渡します。そしてこの石(ユーレカ)が宝石かどうか(当初はトパーズかどうか?)調べてほしいと依頼します。

発見当初ダイヤモンドがどういうものであるか多くの人が知りませんでした。ジョン・オライリーはユーレカを様々な識者に鑑定させましたが正確な回答が得れませんでした、しかしグラハムズタウンの鉱物学者であるウィリアム・ガイボン・アザーストーン博士(Dr. William Guybon Atherstone)はユーレカをダイヤモンドであると鑑定します。

ダイヤモンドであると鑑定されたユーレカは最終的にホープタウンの知事だったフィリップ・ウォードハウスによって500英国ポンドで購入されます。(1867年頃の1ポンドは約5万円ですから購入価格は2500万円!)

それと同時にどのような状況でダイヤモンドを発見したのかを知ったアザーストーン博士は「ユーレカを発見した近くには大量のダイヤモンドがある可能性がある」と発言します。それを知った世界中のトレジャーハンターはオレンジ川を目指して終結しキンバリーダイヤモンドラッシュとなります。アフリカでダイヤモンドが発見されたことは鉱物革命の始まりとなっていくのです。無論ジョン・オライリーもダイヤモンドを求めてオレンジ川で活動します。

1870年には一時鉱床であるキンバーライトパイプも発見され本格的にダイヤモンドの採掘がスタートします。※1870年までに世界で産出したダイヤモンドの総量は約10万カラット(インドやブラジルの鉱山全て)それに対して1870年に南アフリカで発見されたダイヤモンドは300万カラットでした。大規模なダイヤモンド鉱脈の発見はダイヤモンド切断業(カットハウス)にとっても重大な出来事でした。

ダイヤモンドの発見から100年後の1967年、ダイヤモンド鉱山を展開するダイヤモンド開発企業でもある”デビアスグループ”によってはユーレカは買い上げられ南アフリカのキンバリーの鉱山博物館に寄贈されました。

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