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カットハウス(Cutting house)

ダイヤモンドの加工器具は日々進化

カットハウス(カッティングハウス)は1870年代頃までインドやブラジルから産出したダイヤモンドをクリービング(割る)したりソーイング(切断)するサービスを提供した会社の事を指す業界用語。その後、多くのカッティングハウスはアフリカからダイヤモンドが発見されると仕事量がそれまでの30倍以上に膨れ上がり大きな成功を収めた。

実際結晶の綺麗なダイヤモンドはインド本国から持ち出されることは稀だったため、産出国で実際にダイヤモンドを価値あるものとして認めていたインドよりも加工しなければ使えない原石しか手に入らなかったヨーロッパで加工に歴史は進んでいきます。

1900年代以降デビアスによってダイヤモンドのシンジケートが組まれるとカッティングハウスはサイトホルダーとなり、社会的にも倫理的にも大きな責任を果たさないとその称号を維持できない仕組みになっていきます。今日ではサイトホルダーであることは業界内だけでなく世界的にも信頼の証となっています。

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