ベリーグッド（VG）はダイヤモンドのカットグレードにおいて光学的に理想的とされるカットグレードの事、ダイヤモンドのカットグレードは１９８８年にそれ迄様々なラウンドブリリアントが乱立してしまったのですが、アメリカの鑑定機関GIAによって５８面に定義され、同時にカットグレードも整備された。
目視判断ではベリーグッド以上の評価となったダイヤモンドでは輝きの優劣をエクセレントと比較する事は目視では困難となる。1919年に発表されたマルセル・トルコフスキー氏考案のアイディアルカットは現在の評価ではVery Good評価となる。

ダイヤモンドの評価基準4Cは該当するダイヤモンドの希少性と価格の指標となるものですが、カットグレードの良し悪しを美しさの優劣に関連して説明される事が有るがこれは間違いです。G.I.A.の考察でもダイヤモンドの美しさは画一的なモノではない事はせつめいされており、美しさの基準値ではないことは理論的にも解明されて居るにも拘らずカットグレードが優れているから美しいと言う説明がなされる傾向が有る。４Cはあくまでも希少性と価値の判断の為に設定された項目である。

G.I.A.によって考案されたダイヤモンドのカットグレード最高評価”エクセレント”を人類で初めて研磨し切った職人”フィリッペンス・ベルト氏”