ソーティング (Sorting)
ソーティング (Sorting)
ダイヤモンドの国際的な評価基準4Cを鑑定鑑別機関で評価する事を【ソーティングする】と言います。もともとの言葉は分類するという意味の言葉。通常評価されたダイヤモンドはグレーディング(ソーティング)レポート(鑑定書)として発行されますが、ソーティングだけ行ってグレーディング(ソーティング)レポート(鑑定書)を発行しない場合もあります。
その状態を【鑑定済み鑑定書未発行】と言います。デビアスグループでダイヤモンドをソーティングした場合はグレード内容が記載されたデビアスグループ専用のタトウ紙に包まれて返却されます。日本の鑑定機関「中央宝石研究所」の場合は専用の厚いビニール袋にグレード内容が記載された状態で戻ってきます。ソーティングのみでダイヤモンドを保管するメーカーや業者は多く、店頭でもソーティングのみのダイヤモンドが主流となっています。これはダイヤモンドのソーティング(グレーディング)レポートの有効期限が1年間と限定されている事も大きな理由です。
ソーティングにはカラット、カラー、クラリティ、カットの4項目の他に中央宝石研究所では縦横高さのサイズと紫外線に対する蛍光性、ハート&キューピッドのレポート有無が記載される。
デビアスでは独自の管理ナンバーと共にインスクリプションナンバーも記載される。インスクリプションナンバーはダイヤモンドのテーブルにスタンプされていてソーティングとダイヤモンドが完全に一致するように設計されている。