両親へのあいさつに婚約指輪は必要?
エンゲージリングは結婚準備全ての始まり
両親への挨拶の際に婚約指輪はつけていってもよいのか?と質問いただくことが多いので回答します。女性の左薬指にダイヤモンドのリングを付けていたらそれは婚約の証です。両親への最初の挨拶では女性の方から「こういうもの(素敵なもの)を頂きました。」と言っておリングを披露目してください。
手順を踏んで紹介、お披露目されればご両親も嬉しいですし、男性がキチンとしてくれる方なんだという良いイメージも持ってもらえます。また完全に初対面で結婚の意思を伝えに伺う場合や両親が結婚に難色を示している場合は婚約指輪はBOXの中に納めたまま持参して、両親の許しが出た段階で披露するのが良いと思います。以下に結婚報告の順番を記載しておきますので参考にしてください。
①プロポーズする。
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②両親へ報告男性が女性の両親(家庭の筆頭者)へ結婚したい旨を伝えます。無事了承いただければ結婚がいよいよ決まってきます。
③決め酒
女性の両親に了承いただいたら、自分の両親にそのことを報告します。(この段階では女性の両親からすると、男性が一人で結婚の許しを請いに来た状況なので家としての意見とはなっていません。)その後、男性はご自身の父親や祖父(筆頭者)が先方の両親にあいさつに行く日を段取ります。筆頭者として正式に結婚の申し入れをするという事と、本当に嫁にもらってもよいのだという事を確認に行く意味を持っています。この時お酒を持って行くことが多いことから【決め酒】と呼ばれます。
④結納(顔合わせの食事会)
決め酒したら両家の筆頭者同士の話し合いで結納や顔合わせの日時や内容を決めます。正式な結納式を行うカップルもありますが、最近では略式結納のスタイルで両家の食事会というスタイルで行われることも多いようです。この時に結婚の品として様々なものが男性のおうちから女性のお家へ送られます。婚約指輪はこの時【結美輪(ゆびわ)】として結納の品の中に入れることもあるようです。どのようにされるかは結納を取り仕切る男性の両親(筆頭者)に確認するのが望ましいです。古くは結納式は女性側の結婚式とされています。
⑤入籍&結婚式
結納が済んで両家ともの了承を得て、婚約状態になったら入籍日程を決めて入籍します。結婚式も結納の10か月以内で実施するカップルが最も多いようです。結婚式は今度は男性のおうちの儀式です。招待状なども当事者の男性ではなく筆頭者の名前で出されることが多いようです。
上記はあくまで参考までです。結婚はお住いの地域や家族の文化によっても考え方が異なるため、一概にこの方法が望ましいという事もありませんのでご注意ください。また個人が優先される昨今ですが結婚に関してはまだまだ家族を外して考えることは難しいようです。
それまでにも互いの家に遊びに行ったり、何度も先方のご両親に会っていて食事などもしたことのある間柄であっても、いざ結婚の挨拶ともなると意外と緊張してしまうものです。親しき中にも礼儀あり。決めるところはキチンと決めれるのも大切なことであると考えています。
「結婚は家同士のもの」ともいわれるように両家とのお付き合いはその後の結婚生活を送る上でも大切なポイントです。第一印象が決まる初めの挨拶はとても大事です。
結婚情報サイトなども参考にしてみてください。