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よくある質問

イエローダイヤの色、インテンスとビビットはどう違う?

ファンシーカラーダイヤモンドにおけるGIAのカラーグレードとは?

幸せを呼ぶ黄色いカナリア、イエローダイヤカラースケール
ファンシーカラーダイヤモンドは、通常の無色透明なダイヤモンドとは異なり、色の美しさが重要視されます。そのため、GIA(Gemological Institute of America:米国宝石学会)では、ファンシーカラーダイヤモンド専用のカラーグレードを設けています。これは、「ファンシー・ライト(Fancy Light)」から「ファンシー・ディープ(Fancy Deep)」までの9段階に分類され、色の濃さ(トーン)や彩度(サチュレーション)によって評価されます。

幸せを呼ぶ黄いろいカナリア、イエローダイヤの出現確立
その中でも、黄色いダイヤモンドは特に人気が高く、インテンス・イエロー(Fancy Intense Yellow・FIY)とビビット・イエロー(Fancy Vivid Yellow・FVY)は、特に価値が高いとされるカラーグレードです。この2つはどのように異なり、どちらがより高く評価されるのか?少し解説したいと思います。


インテンス・イエローとビビット・イエローの違い

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GIAのカラーグレードでは、色の濃さ(トーン)と彩度(サチュレーション)によってダイヤモンドの色が分類されます。このうち、「インテンス・イエロー」と「ビビット・イエロー」は、どちらも鮮やかな黄色ですが、明確な違いがあります。

1. 色の濃さと彩度・明るさの違い

  • インテンス・イエロー(Fancy Intense Yellow)

    • 濃い黄色だが、彩度が「ビビット」ほど高くない
    • 深みのある色合いを持ち、光の条件によっては「やや落ち着いた黄色」に見える
    • 彩度がやや抑えられているため、柔らかく上品な印象を与える
    • 明度はビビットよりも高く明るい見た目の印象が有る。
  • ビビット・イエロー(Fancy Vivid Yellow)

    • インテンスよりもさらに彩度が高く、鮮やかな黄色
    • カナリーイエロー」のように、強く目を引く輝きがある
    • 彩度が極めて高いため、光が当たると非常に鮮明な黄色が際立つ
    • 濃い色のなので明度がやや落ちることが有る

2. 見た目の印象

  • インテンス・イエローは、温かみのある明るく濃い黄色で、色としてはやや落ち着いた印象を持つため、クラシカルで上品な美しさを求める人や鮮やかな明るい黄色のダイヤモンドを好む方に人気があります。
  • ビビット・イエローは、その名の通りビビッドな発色が特徴で、より強く目を引く派手な美しさを持っています。色の濃度が高いので明度はやや抑えめになることが有るがハッキリした色合いはコレクター垂涎の的。優雅でゴージャスな雰囲気を好む人に選ばれる傾向があります。

価値の比較:どちらが高いのか?

結論から言うと、甲乙つけがたいのですが、ビビット・イエロー(Fancy Vivid Yellow)のほうが一般的に価値が高いとされています。

1. ビビット・イエローの希少性が高い

ダイヤモンドの色が鮮やかになるほど、希少性は増します。特に、黄色のダイヤモンドにおいて「ビビット・イエロー」の彩度を持つものは非常に少なく、市場に流通する割合が低いです。そのため、供給量が限られ、価値が高くなります。

2. 需要の高さ

黄色のファンシーカラーダイヤモンドは、ジュエリー愛好家やコレクターに人気がありますが、特に「ビビット・イエロー」はその強い発色によって高く評価されます。
また、オークションや高級ジュエリーブランドでは、ビビット・イエローがより高価格で取引されることが多く、市場での評価も高いです。

3. 投資価値

ファンシーカラーダイヤモンドは投資対象としても注目されており、インテンスイエローやビビット・イエローは長期的な価値上昇が期待されます。ササビーズやクリスティーズといった世界的なオークションの過去履歴を見てい見ると、ビビット・イエローのダイヤモンドはプレミア価格がつくことが多いです。


価格の目安

実際の価格は**カラット数、カットの品質、クラリティ(透明度)**などによって異なりますが、一般的な目安を示すと:

カラーグレード1カラットあたりの価格(目安)
Fancy Intense Yellow約100万円~300万円以上
Fancy Vivid Yellow約150万円~500万円以上

このように、ビビット・イエローのほうが価格が高くなる傾向があります。ただし、インテンス・イエローでもカラット数が大きく、クラリティが高いものは高額になることがあります。


結論:どちらを選ぶべきか?

ビビット・イエローの方が価値が高く、希少性も高いため、投資目的や希少性を求める場合はビビット・イエローを選ぶのが良いでしょう。

一方で、インテンス・イエローも非常に美しいダイヤモンドであり、深みのある温かい黄色を好む人には適した選択肢です。ビビットよりも価格が抑えられるため、予算を考慮しつつ、高品質なファンシーカラーダイヤモンドを手に入れたい場合には、インテンス・イエローも魅力的な選択肢となります。

最終的には、色の好みやジュエリーのデザインに合わせて、自分にとって最適なカラーを選ぶことが重要です。

ファンシーカラーダイヤモンドの評価基準

ファンシーカラーダイヤモンドのカラーグレードは色の系統の他に明度と彩度をそれぞれグレーディングして等級を決定します。イエローダイヤモンドの場合はパレット上隣り合う緑味やオレンジ味が入らない純色で明度彩度高くなることが高品質の条件です。またカラーダイヤモンドでクラリティはとても重要な要素で高い透明度の個体は非常に希少です。また、カットグレードは対称性や表面研磨が綺麗で深すぎなければ色を優先して選ぶのが良い。

幸せを呼ぶ黄いろいカナリア、イエローダイヤ説明

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