アンゴラ(Angola)
紛争ダイヤモンドから脱却を果たしたダイヤモンド産出国
あんごら Angola
アンゴラ共和国は旧ポルトガル支配国でアフリカ大陸のナミビア、コンゴ、ザンビア、ジンバブエと国境を接する。部族間の紛争が絶えず1990年代にキンバリープロセス発動のもととなった紛争国の一つで国連安全保障理事会においてダイヤモンドの禁輸で制裁を受けた。
1961年にアンゴラ独立戦争を起こし支配国のポルトガルと争った、10年以上の戦いの末に1975年独立を果たす。しかし2002年までは内紛が続き中々国内が安定しているとは言えない状況が続いた。背景には豊富な地下資源をめぐる既得権競争があったとされる(国内外を含む)特にダイヤモンドと石油の産出が豊富で豊かな地下資源に恵まれており、独立安定後は急速な経済発展を続けている。
アンゴラ共和国は敷設地雷が世界でも最も多く埋め込まれたままの国のひとつで一説によるとその数は1000万個に及ぶとされる。
現在紛争ダイヤモンドの同国の割合は1%以下まで改善さえれている。2018年現在はAngolaアンゴラもキンバリープロセスにも加盟する非紛争地域となっている。
⇒キンバリープロセス・コンフリクトフリーダイヤモンド