コンフリクトフリーダイヤモンド(キンバリープロセス)
ダイヤモンドは倫理的で安全な方法で採掘されています
私たちは産出国より正規に輸入された新品(未使用)ダイヤモンドをのみを使用します。
BRIDGEではそれらのダイヤモンドを「バージンなダイヤモンド」と呼び、さらに紛争地域から供給された、紛争ダイヤモンド(いわゆるブラッドダイヤモンド)ではない、コンフリクト(紛争)フリー(無縁)なダイヤモンドをコンフリクトフリーダイヤモンドと呼びます。
また最近ではエシカルなダイヤモンドなどとも呼ばれ一層の注目を集めています。実際のKimberley Process Certificationダイヤモンドの原石を国際間取引する際にそのダイヤモンド原石が反政府系武装組織が資金源として採掘しているものではないという事を証明するために提出を義務付けている書類です。
キンバリープロセス、システムオブワランティ
System of Warranties Statement& Kimberley Process Certification Schemeそんなコンフリクトフリーダイヤモンドであることを証明する規格として存在するのがキンバリープロセスとシステムオブワランティです。ダイヤモンドの鑑定書や製品の保証書と共に発行される書類には以下の内容が記載されます。
「この鑑定書に記載されるダイヤモンドは、国際連合決議を尊守し紛争への資金供与に関与しない供給先より購入されたものです。ダイヤモンドの販売者として、Antwerp Brilliant (D.A.P.T.株式会社)が承知している限り、且つまた、供給者からの書面による保証により、当該ダイヤモンドが紛争に関係のないダイヤモンドで有る事を保証します。また、当該ダイヤモンドは紛争地域外から輸入されベルギー・アントワープにてフィリッペンス・ベルトの手によって研磨が施されたことを証明します。」
(コンフリクト・フリー・ダイヤモンド、フィリッペンス・ベルトによるポリッシュダイヤモンド)バージンなダイヤモンド、フィリッペンス・ベルトによる研摩証明書
COMPLETE VIRGIN DIAMOND PHILIPPES HERBERT POLISHING CERTIFICATE
BRIDGEでは販売するすべての鑑定書発行ダイヤモンドにキンバリープロセスに上記内容が記されたシステムオブワランティと共にバージン・ダイヤモンド証明書、フィリッペンス・ベルトによる研磨証明書(Complete Virgin Diamond Certificate + PHILIPPES HERBERT Polishing Certificate)を発行してお渡ししております。また鑑定書の発行が無いダイヤモンドについて保証書内にダイヤモンドグレードを表示する場合がありますが、ダイヤモンドを供給する研磨会社ユーロスターの鑑定者による鑑定証明も同時に発行しております。
システムオブワランティは収益の一部で原産国に病院や道路などの生活インフラを整える活動を支援するだけでなく地下資源採掘の為に破壊された自然を回復し保全する活動を支援します。
この事は産出国に雇用を創出し国の発展と安全を守る事に繋がっています。
また、貴金属買取り専門店や質流れのダイヤモンドを二次加工したものではなく正規に輸入された商品であり、国内の二次市場からの還流品ではない(バージンなダイヤモンド)という証明書でもあります。キンバリープロセスの歴史
紛争ダイヤモンドという言葉を聞いた事が有るかと思います。ダイヤモンドは携帯性のある資産として古代から認識されていました。世界で横行するテロなどの反社会勢力、反政府勢力など武装勢力による紛争が各地で起っています。
こうした紛争市域であってもダイヤモンドは貴重な外貨取得資源となってしまいます。ダイヤモンドなどの宝石類で獲得した外貨は残念ながら武器の購入に充てられるため、内戦が長期化したり、原産国では無辜(むこ)の人々がその中でダイヤモンドの採掘現場などで奴隷労働させられる事が大きな社会問題となりました。
2000年に南アフリカのキンバリーで開催され発足した国際的な取り組みでは紛争地域で取得され武装勢力の資金源となる紛争ダイヤモンドを厳しく規制してその資金源を断つことを目的に”キンバリープロセス認証制度”を制定しました。
その後2003年には輸出入されるダイヤモンド原石には原産地証明を付ける事を義務付ける認証制度になりました。
現在世界で産出されるダイヤモンドの99.8%までがこのキンバリープロセス認証制度を受けておりますが、未だ武装勢力の資金源を100%断ち切るには至っていません。
BRIDGEでは紛争ダイヤモンドを取扱わない事をお約束いたします。