紛争(コンフリクト)ダイヤモンドとは何ですか
紛争ダイヤモンドは販売しません
紛争コンフリクトダイヤモンドとはダイヤモンド産出国が紛争地域である場合に、紛争を起こしている当事者の資金源に成っているダイヤモンドを指します。2006年にレオナルド・ディカプリオ主演の紛争ダイヤモンドを題材にした映画「ブラッドダイヤモンド」が上映されるなど社会的にも注目を集めています。この作品ではアフリカのシエラレオネ共和国での内戦(1991年 – 2002年)での、「ブラッド・ ダイヤモンド」(紛争の資金調達のため不法に取引されるダイヤモンド、いわゆる紛争ダイヤモンド)を取り上げていました。
主演がレオナルド・ディカプリオだったのでご覧になった方も多かったのではないかと思います。
ブリッジ銀座では紛争と関係のないダイヤモンドのみを取り扱ており、独自の証明書を発行しています。紛争(コンフリクト)無関係(フリー)ダイヤモンドやエシカルダイヤモンドと呼ばれます。当時シエラレオネの他にアンゴラ・リベリア・コートジボワール・コンゴ民主共和国・コンゴ共和国等多くのアフリカ諸国で内紛が起こり、無辜の住民が奴隷としてダイヤモンド採掘を強いられたといわれています。実際的な資金源としてではなく住民に対するそうした非人道的な行為が横行することが最も大きな問題とされました。
こうした事態をを重く見た国連は1998年にこのことをダイヤモンド業界に指摘、これを受けてダイヤモンド業界は2000年に南アフリカのキンバリーで会合を開き、紛争ダイヤモンドの取引を停止でき、ダイヤモンドを購入する人が、そのダイヤが暴力に加担していないものかを確かめることができる方法を策定することで一致、これによりワールドダイヤモンドカウンシルが発足、2002年にはキンバリープロセス認証制度(KPCS)が制定されました。
キンバリープロセス認証制度(KPCS)
キンバリー・プロセスとは、ダイヤモンドを紛争に資金を提供する可能性を減らす事を目的にキンバリー・プロセスに参入した国にダイヤモンド原石を取引する際、原産地証明書(キンバリー・プロセス証明書)の添付を義務付ける制度である。同時にそれまで実現しなかったダイヤモンドのトレサビリティを明確にし、産地証明ができるダイヤモンドが市場に登場するきっかけともなりました。
ブリッジ銀座ではいち早くキンバリープロセスを取り入れ、お客様とのお約束として紛争ダイヤモンドを取り扱わないこととしました。
キンバリープロセス公式HP
ダイヤモンドの価値を決める4Cそして次のCはCONFLICT(コンフリクト)のCであるといわれた。現在では54の国がキンバリープロセスに加盟、クリーンなダイヤモンドビジネスを業界を挙げて目指しています。エシカルでサスティナブルな婚約ダイヤモンドをお届けします
二人の大切な記念の瞬間を閉じ込めて宝物となるダイヤモンドの婚約指輪、プロポーズの瞬間は二人にとって忘れられない人生の掛け替えのないタイミングとなると思います。そんなダイヤモンドが倫理的で自然環境に配慮されCSRを意識していない企業が採掘していたりエシカルとは程遠い状況で採掘されたダイヤモンドであるべきではありません。ダイヤモンドは嗜好品の側面も持っている事から社会的な規範を守る事は重要な宝石としての責任だと考えているのです。
その為、私たちはキンバリープロセス非加盟国のダイヤモンドを扱いません。また自然環境への配慮と人道的・倫理的な観点からロシア産ダイヤモンドも取り扱いません、(※ロシア産ダイヤモンドについての見解)ダイヤモンドは平和的に採掘され、採掘地域の発展に貢献し世界を平和にする宝石でなければならないです。