エイチピーエイチティー(HPHT合成ダイヤモンド)
エイチピーエイチティー合成ダイヤモンド、HPHT合成技術は、ダイヤモンドが生成される地球の奥深くの環境と条件を人口的に再現した装置の中で、ダイヤモンドを合成、製造する技術です。炭素源を高圧(High Pressure – HP) – 高温(High Temperature)環境下に置くことによって、合成ダイヤモンドを生成します。スウェーデンの研究所、ASEAは1953年に初めてこの方法を用いてダイヤモンドを合成しました。
しかしHPHT合成ダイヤモンドの大部分は、結晶内に入り込んでしまう無数の窒素原子によって、明るいイエローからオレンジ色に着色されます。しかも窒素のコントロールは難しくダイヤモンドの分類上タイプⅠbのダイヤモンドに限定されます。 そのため無色のダイヤモンドを生成させることが物理的に不可能な為HPHT合成のハイカラーダイヤモンドは現在市場に存在していません。
あわせてダイヤモンドのタイプもⅡ型に分類されることから現在ではHPHT合成のダイヤモンドを簡単に看破できる技術が確立されています。
ブリッジ銀座アントワープブリリアントギャラリーではHPHT合成のダイヤモンドを取扱いません