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ブラッドダイヤモンド(Blood Diamond)

2022年再び注目を集める事に成った非倫理的なダイヤモンド

ブラッドダイヤモンドは文字通り血塗られたダイヤモンドという意味の造語です。

ダイヤモンド原石を直接輸入しているブリッジ銀座
2023年現在世界でダイヤモンドを採掘する企業は約10社です。その内特定の地域で採掘する業者のダイヤモンドは戦争の資金源になり、武器や弾薬に姿を変えウクライナで多くの人がその犠牲になっています。良心的な消費の時代において、贅沢な製品を楽しむことは、誰かの命や尊厳を犠牲にしてはならないとブリッジ銀座では考えています。
お客様が人生の記念としてお持ちになるダイヤモンドを販売した際に、そのお金が最終的にどこに行くのか?は、ダイヤモンドがどこから来たのかと同じくらい重要になっています。人権侵害は、アフリカ、ヨーロッパ、その他の場所であろうと、ダイヤモンドを含む宝石の旅の一部であってはなりません。

ロンダリングされるダイヤモンド

現在多くの国がボイコットしている筈の特定地域のダイヤモンド原石ですが、問題地域のダイヤモンド輸出量は変化していません。それはダイヤモンド原石を輸入してお金に換えて武器購入の資金に充てたい国同士の思惑が一致した場合に大きな問題となっていることが指摘されていました。研磨済みダイヤモンドについてキンバリープロセスでは追いかける事が出来ない為に、ブラッドダイヤモンド原石は容易にロンダリング(洗浄)出来てしまうのです。ダイヤモンドはその価値がお金とペッグしているために原石や研磨済みダイヤモンドが倫理的であろうとなかろうとお金に交換できてしまうのです。
この事から、産地不明は勿論のこととして不明な研磨地やロシアに協力的な国を経由しているダイヤモンド原石についても注視する必要が有るのです。
良心的な消費の時代において、贅沢な製品を楽しむことは、誰かの命や尊厳を犠牲にしてはなりません

その為、ブラッドダイヤモンドの問題について発信するこも重要ですが、この問題対する私たち小売りメーカー、また鉱山企業やサイトホルダーと協力してダイヤモンド業界としての行動はそれ以上に重要であると考えています。

ブラッドダイヤモンドについての業界の取り組み

業界内の取り組み:ワールド ダイヤモンド カウンシル (WDC) は、倫理的なサプライ チェーンを確保するための 3 層のアプローチを提案しています。 1 つ目は、WDC 保証システム (WDC-SoW) です。 2 つ目は、Responsible Jewelry Council Code of Practices (RJC-COP) です。 3 番目の層は、Signet Responsible Sourcing Protocol (SRSP) などの追加の企業標準と、責任ある鉱業保証のためのイニシアチブ (IRMA) などの組織による追加の標準です。
私達は協業する鉱山企業、サイトホルダーと共にこの問題に取り組んでいます。
また、BRIDGE銀座アントワープブリリアントギャラリーではもともと自然破壊や環境問題への配慮からロシア(サハ共和国)産ダイヤモンド原石の取引をしていません。また、2022年2月以降、ロシア産ダイヤモンド原石について再度ダイヤモンド原石を供給する鉱山企業、ダイヤモンドの研磨を担当するサイトホルダーとも情報交換しブラッドダイヤモンドの排除を徹底ています。

仮にウクライナの戦争が何らかの形で終結したとして、今回のブラッドダイヤモンドの問題が解決された事に成るのでしょうか?ダイヤモンド業界においても戦争終結をもってブラッドダイヤモンドの問題が解決になると考えている関係者は少なく、戦争の終結とブラッドダイヤモンドの問題は根本的な所では別の問題であると考えられています。

ブラッドダイヤモンドとは

もともとブラッドダイヤモンドは2003年のニューヨーク同時多発テロにおいて資金源になったとされる脆弱な政治体制の政府が管理するダイヤモンド鉱山をテロリストに占拠され、そこから産出するダイヤモンド原石の販売収益で武器を購入する事がテロ集団の資金源になる事が問題である事から付けられた血塗られたダイヤモンドの名前なのです。
これをテーマに2006年に放映されたハリウッド映画「ブラッドダイヤモンド」は主演レオナルド・ディカプリオと共に有名です。
また、そこで無辜の人々に奴隷労働させるなどの国際的な政治と人権の問題に対して対処するためにキンバリープロセスが制定され運営されてきましたが、今回2022年2月以降の世界情勢においては、キンバリープロセスはアフリカ諸国では機能しているもののその他のダイヤモンド産地、とりわけ今まで国際的な責任を果たしてきた国から産出するダイヤモンドに対しては機能しないことが指摘されていました。
ブラッドダイヤモンドは2022年以降それ迄とは違った意味で業界内に大きな問題となっているのです。

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