婚約指輪の相場は「給料3か月分」と聞きましたが本当ですか?
プロポーズの婚約指輪にみんなどのくらいお金をかけている?
婚約指輪(エンゲージリング)や結婚指輪(マリッジリング)は、一生に何度も買うものではないので、価格について詳しい方は少なく相場や平均と言ってもなかなか判り難いものです。
「婚約指輪の相場は「給料3か月分」と聞きましたが本当ですか?」「二人分の結婚指輪の平均金額は?」など、結婚指輪に先輩カップルがどの程度お金をかけているのか?ブリッジ銀座で実際に先輩カップルにアンケートした生データを基にご案内させていただきます。因みに給料の3ヶ月と言うのは1970年代にダイヤモンドのエキスパート”デビアスグループ”がTVCMで使っていたプロモーションから来ています。大々的に行われたTVCMプロモーションは大成功し多くのドラマや様々な映画の中でもプロポーズのシチュエーションでダイヤモンドの婚約指輪を小さな黒いボックスに忍ばせてポケットから取り出してプロポーズするシーンが定着してきたのです。という事で給料の3ヶ月は1970年代に言われていた事の名残なのです。ではそれから約半世紀が経過した現在では一体どのくらいの予算で皆さん動いているのでしょうか?
婚約指輪の平均金額は39.5万円
因みに一般的な結婚情報サイトなどでは30~50万円となっています。アンケートを取っている媒体によってかなり価格の開きが有る(29万円~78万円)ので何とも言えませんがブリッジの場合は平均約40万円と言った所です。平均金額は年齢でもやや統計ズレはあるモノのその価値を認めた場合に多く出したいし、あまり価値を感じない場合にはそこまで予算を取らないカップルが多い様でした。ダイヤモンドは二人の思い出を閉じ込めるタイムカプセルであり、時間が有限な人間に代わって永遠に不変な想いを込める事が出来るアイテムでもあります。時には既婚者の証としてTPOに併せて装いに必要な場面も多い物です。それでも高額な品物である事に違いはありませんので経済的な理由で諦めてしまうパターンもある様です。
実際に婚約指輪を貰ってプロポーズされた女性の意見は?
実は事前調査では「もらわなくても良い」と言う女性は多いです。しかし出来れば貰いたいか?となると90%もの女性が「欲しい」と回答しています。また男性にどうしてダイヤモンドを贈ろうと思ったか?については約半数のカップルが「女性が望んでいた(と思った)」という回答が最も多く、ひと昔前の「気を使って要らないと言う」女性は減っている印象でした。欲しい物は欲しいと言う、大事ですよね、とはいえプロポーズは男性が一人で用意することが多いので、女性が何を望んでいるか?をリサーチする事は大切ですね。
- ①女性が欲しそうだったから
- ②けじめ
- ③先方の両氏への挨拶や世間体で必要と感じた
結婚は二人にとってだけでなく二人の家族にとっても大きなことです。女性のご両親にしても婚約記念品をきちんと用意していくれる男性の元に嫁に行くのは安心ですよね、親戚付き合いや両親との円満な関係を継続する意味でも「けじめ」としてや「世間体」と言うのも立派な理由に成りえると言うのも納得ですね。
サプライズプロポーズは人気が高まっています。
そして現在のプロポーズ事情で見逃がせないのがサプライズプロポーズです。しかし大々的なサプライズを望んでいる女性は意外と少なく「プチ」サプライズが希望の様です。その内容を聞いて行くと「普段の何気ないタイミングでプロポーズされた」「記念日では無いタイミングでプロポーズされた」等、事前にプロポーズを”あまり匂わせず”に”さり気なく”と言うのが大事の様です。