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エンスタタイト(Enstatite)

ダイヤモンドのPタイプ内包物の代表格

他の宝石が内包したダイヤモンドをエンゲージリングに

エンスタタイト頑火輝石(がんかきせき)エンスタタイトの語源は”溶かせない”という意味のギリシャ語。文字通り高温に強い鉱物です。現在も高温炉の耐火材として利用されています。融点温度は約1400℃。高温に加熱しないと溶けません。つまり、頑(かたく)なに、火に対抗するという意味なのです。
またエンスタタイトはダイヤモンドの内包物としても確認され、多くの場合の場合白い結晶として見つかる。六方晶系のオリビンと外観が似ているがエンスタタイトは斜方晶系なので結晶形が完全に残っている状態であれば目視で両者を判断できる。あまりにも小さい場合顕微ラマン分光分析にて明確できます。ダイヤモンドの内包物としてカウントされる場合はクリスタルやピンポイントと表記されます。

PタイプはPeridotite(ペリドタイト)起源の鉱物インクルージョンを含むた。無色透明結晶はオリビンかエンスタタイトもしくはダイヤモンドです。エンスタタイトやオリビンは顕微ラマン分光分析看破可能です。CGLやデビアスなどの高度な分析機器を所有している鑑定鑑別機関では内包物の詳細な種類まで看破する事が可能です。

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