結婚指輪交換セレモニーの持つ大切な意味とは
結婚指輪の意味とは
指輪交換は今や結婚式でも重要な儀式の一つとなってきました。そもそも結婚指輪(マリッジリング)は古代ローマ時代から続く伝統と歴史ある事なのです。その後社交界を中心に既婚である事の証しとしての”たしなみ”となっていきます。結婚指輪はお互いの分身を着け合うという意味があり、男性の薬指には女性の分身としての結婚指輪を、男性の薬指には女性の分身としての結婚指輪を着けるという意味もあるでそうです。
結婚式で交換される指輪はもともと契約円環の意味があり、お二人がお互いを伴侶とする誓いの証しとなっています。またリングが「円」であることは、お二人の関係が終りなく続く「円」である、「永遠」である、という意味も持っています。
古い時代から愛する人に指輪を贈るという事は、何よりも愛と決意を伝える事なのです。ミニマムな現代においては二人を繋ぐ愛の象徴として結婚指輪は重要性を増しているのです。
指輪交換はそうした結婚指輪をお互いに着け合う事をゲスト全員に祝福していただきながら行う事が出来る儀式なのです。美しい指輪交換
結婚式のセレモニーとして人気の結婚指輪の交換ですが、それを美しくこなすには実はちょっとしたコツがあります。結婚式ではきっとカメラマンもいる事でしょう。結婚指環の交換は絶好のシャッターチャンスでもありますので、その瞬間をぜひ逃さずカメラに収めてください。
リング到着
チャペルもしくは結婚式の会場で男性の左側に女性、女性の右側に男性という並びでいます。神父か牧師、または神主か僧侶の合図でお二人が向かい合います。新郎は新婦のヴェールをとり(ヴェールアップには二人の間の壁を取り払うという意味があるそうです。)指環交換でき状態にスタンバイします。そこへ指輪が運ばれてくると思います。
新郎から新婦へ指輪をつける
新郎は渡されたリングを右手のひらに受け取り、左手でリングを固定して持ちます。新婦は左手を新郎に差し出しリングを着けてもらいやすいように準備します。新郎は右手で新婦の左手を包み込むように取り、左手に持っているリングを新婦の左手に着けます。その際、最後まで押し込まずに、途中で止めます。指の途中でリングが止まったら、新郎は左手を新婦の左薬指の指先に持ち替えます。そして包むように持っていた右手でリングを左指奥の方へ押し込みます。
※右手の添え方で写真の構図も綺麗にかっこよく決まります。また途中で右手に持ち替えた後は右手を新婦の左手の下から添えるとより美しく見えます。新婦から新郎へリングを着ける
結婚指輪をつけてもらった新婦は今度は新郎に付けるリングを受け取り(付け方は新郎新婦が逆になって同じ事を繰り返します。)リングを着けます。リング交換は誓いのキスと同じくらいゲストにとっても楽しみなシーンですから、すぐ終わってしまっても、しばらくの余韻を持って動くと良いかもしれません。
向き直る前に重ね付けを
結婚指輪をお互いに着け合ったら、当日新婦は右手にエンゲージリング(婚約指輪)を着けておいたのをご自分で左薬指に重ねつけしてください。この時あえて新郎が右から左に重ねつけてあげるものカッコいいと思います。これは、ご自身の結婚式の喜びや幸せが重ね重ね起ったり来たりしますようにという日本古来からのおまじないのようなものです。
指輪交換のポイント
新郎から新婦へマリッジリングを着けてあげた後や、新婦から新郎へ結婚指輪を付けた後に、一呼吸おいて周りを確認してください。きっとカメラマンがシャッターチャンスをうかがっていると思います。指環交換は結婚式のアルバムでも前半のハイライトになる場面です。カメラの方を向いて「スマイル!」の余裕があるといいかもしれません(笑)
もっと詳しく実施を交えて店頭では【美しい指輪交換の仕方講座】をお伝えさせていただきますのでご安心下さい。その他結婚式のセレモニーについては結婚情報サイトも参考にしてください。指輪に係わる事は私たちプロフェッショナルにお任せください!