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アイディアルカット

アイディアルカット IDEAL CUT

1919年にマルセル・トルコフスキ―の著書「ダイヤモンドデザイン」の中で発表された理想的なダイヤモンドの形の事。しかしダイヤモンドデザインの中で発表されたダイヤモンドの設計図には不完全な部分が有り完全に理想的なではなかった、そのためトルコフスキー以後多くのダイヤモンドカッターや設計者数学者がダイヤモンドの内部に入射した光の進路を計算し光学理論上最適な形を追い求めた。

アメリカ、ダイヤモンド国際基準4Cを提唱する教育機関GIAでは1980年までダイヤモンドの理想的な形として教科書に記載していたが、1980年に形状の不完全性が指摘されるとトルコフスキー理論を教科書から外し、独自にダイヤモンドの理想的なカット形状を作り上げることになった。(1988年にGIAから発表されたダイヤモンドの理想的なフォルムはエクセレントと表記することに成った。)1988年に発表された理想的なフォルムは4Cグレードとしてダイヤモンドの不レーディングレポートに2007年に実装。カットグレードを本格的に導入した。2007年までダイヤモンドの評価基準は3Cで表現されていたがCUTが加わったことで4Cとなった。

これによりダイヤモンドのカットグレード表現としてのアイディアルは消滅した。しかし一部ブランドで現在もアイディアルを使用する事からブリッジ銀座アントワープブリリアントギャラリーではダイヤモンドのカットグレードを以下の順で等級付けしている。

①トリプルエクセレント、ハート&キューピッド(Triple Excellent、H&C)

②トリプルエクセレント(Triple Excellent)

③エクセレント(Excellent)

④アイディアル(ideal)

⑤ベリーグッド(Very good)

⑥グッド(good)

⑦フェア(fair)

⑧プア(poor)

アイディアルはエクセレント制定前の最高グレードである事からベリーグッド以上エクセレント未満の範囲として考える。因みに1988年にGIAによって発表されたエクセレントカットのガイドラインカットを世界で最初に達成した研磨職人がフィリッペンス・ベルト氏。ベルト氏は1990年にベルギー・アントワープでGIAのエクセレントカットを達成し、93年にはハートアンドキューピッドを発見達成させる。ハートアンドキューピッドはクラウン部分とパビリオン部分のファセットダイヤルを合わせるという今ではごく当たり前の技術を導入することで出現した。

1980年までトルコフスキ―デザインのダイヤモンドをアメリカではアイディアルカット、ヨーロッパではトルコフスキーカットと呼んでいた。

⇒ダイヤモンドのトリプルエクセレントについてもっと詳しく

⇒フィリッペンス・ベルト氏について詳しく

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