婚約指輪を婚約者から頂きました。リングは両親に見せるものですか?
プロポーズの言葉と共に渡される婚約リングはすべての女性の憧れの品物です。大切な思い出の指輪だけにご両親にもぜひ見せて報告をしてください。結婚の報告はなさった方がよろしいのと同様に頂き物の報告は大切です。現代であっても日本は古来より半返しの文化ですので婚約指輪に対してどうお返しするか?の指針にもなってきます。婚約指輪を結婚の品物とするかどうかでも半返しの考え方に関わってきます。
結婚の考え方は様々で多様な世の中ですが、大事なしきたりとして今も残る古風な部分も多くあるのが結婚です。大切な報告はご両親にもきちんとしておきたい所です。結婚の段取り手順としてスタンダードな順番を以下にご紹介いたします。
- ①、プロポーズ
- ②、男性が女性の両親に意思表明する
- ③、②で承諾いただいた場合は男性の両親に二人で意思表明する
- ④、男性の家の筆頭者が女性の家の筆頭者に結婚の確認をする
- ⑤、結納、もしくは結納を兼ねた顔合わせ食事会など
- ⑥、結婚式
今ご質問の方は①プロポーズのタイミングでしょうか?プロポーズの際に男性がサプライズプロポーズを計画されており、ダイヤモンドのリングをそのタイミングで渡される女性も多いと思います。一般的にはプロポーズの後にお二人でダイヤモンドのエンゲージリングをお求めになる方も多くいらっしゃいます。①と②のタイミングがこれに当たります。どちらにしてもそのタイミングはご両親からすると、①②共に【娘の彼氏が個人的に結婚を申し込んだ】状態です。正式な申し出を先方の家長から頂いた状態ではないので、未だご両親からリングを婚約の品としてプレゼントされた事について何か意見を言うタイミングではありません。
何かあるとすれば④以降のタイミングです。④を過ぎると、どちらも婚約者として家族にも認識されている状態です。婚約指輪をお披露目するのは③もしくは④、最終的には⑤のタイミングと言う事に成ります。
③以前のタイミングでは【女性の場合”お母さん”だけには教えた】という方も多いようです。当然②のタイミングで婚約の意思としてダイヤモンドのリングを贈らせてもらいました。と報告するカップルもあるようです。どちらにしてもお祝い事ですのでダメと言う事はありません。
婚約指輪は結婚記念品の一部となる?
結美輪(ゆびわ)結納の目録に結婚指輪を記念品として記載するカップルは少なくありません、結納は無くとも殆どのカップルが顔合わせの席で婚約指輪をお披露目されています。その場合結納の目録に追加して考えるようです。結納金の半返しが結納返しとなりますが、この場合もダイヤモンドのリングの代金をこれに含める場合もあるようです。この辺りは地域によっても考え方が異なりますのでご家族の方とも相談されることをお勧めいたします。より詳しい詳細は結婚情報サイトなども参考にしてください。
結納について詳しく知りたい方→→ 結納についての基礎知識
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