マリッジリングが歪んでも気にしなくて大丈夫?
結婚指輪の歪みは多少でも大きな変形につながる可能性が有ります
Q:指輪が少しゆがんでしまったのですが、このまま着用し続けても問題ないでしょうか? パッと見ただけではわからないし、着けている指にもそこまで違和感がないのですが、修理したほうが良いですが?
歪んで(曲がって)しまったリングがエンゲージリング婚約指輪の場合はすぐに使用を止めて店頭へお持ちください。そのままお使いになると歪みから爪が緩んでメインストーンのセンターダイヤモンドが取れてしまうかもしれません、センターのダイヤモンドは婚約の記念として最も大事な宝石です。大切に取り扱って下さい。
また歪みの出たリングがマリッジリングの場合も一度お見せいただきたいです。リングの歪みは程度によっては問題ない場合もありますが、多くの場合、歪んだことによって”ある”一か所に負荷がかかりやすくなり、それが原因で重大な変形や破損等に繋がりやすくなります。リングが大幅に歪んでしまったり、貴金属表面に亀裂が入るほどの曲がりの場合は修理も難しくなりますし、場合によっては交換対応となる事もあります。
結婚指輪はお互いを身に着け合うという意味があり、結婚指輪発祥のヨーロッパではウエディングバンド”結婚の絆”と呼びます。お互いの分身であり長く身に着ける結婚指輪ですので小傷が付いたり、歪みが出てしまった場合は、それがたとえ軽微な物でも、こまめなメンテナンスをお勧めいたします。店頭ではクリーニングなどのサービスは何時でも簡単に受ける事が出来ますので、定期的なメンテナンスの意味を込めて店舗お近くにお寄りの際はクリーニングにもお立ち寄りください。
また、リングの歪みは原因が様々考えられますが、多くはサイズが合わなくなってしまって起こっているようです。サイズの差異がリングと指の間に隙間を生みリングに負荷がかかる事で歪みにつながると考えられます。結婚指輪は使用感の良いサイズでいつまでも大切にお使いいただくことをお勧めいたします。