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よくある質問

プリンセスカットダイヤモンドを選ぶ時の注意点は在りますか?

プリンセスカットを選ぶ時の注意点

本来プリンセスカットはシャープなファセットコーナーとモダンな形が魅力的で特別な輝きを放ちますが、実は欠点がありました。鋭利に四隅のコーナーを研磨したある形状の為に欠けたり割れたりしやすかったのです。BRIDGE銀座アントワープブリリアントギャラリーではカットコーナーを僅かに研磨したブルナットエッジを採用したトリプルエクセレント評価のプリンセスカットしか取り扱っていませんの安心です。四隅が鋭利で耐久性に問題が有るのは従来型のプリンセスカットの話でトリプルエクセレントに磨き上げたプリンセスカットの話ではありません。

プリンセスカットの設計図は2018年デビアスによって完成プリンセスカットは割れにくい様に加工されて最高グレードに


とは言っても尖った角を強打するのはプリンセスカットをご使用になる際は避けたい事でもあります。万が一に起こりえるダイヤモンドの破損(エッジの欠け)からダイヤモンドを守るための注意も必要です。プリンセスカットに限らずダイヤモンドの指輪を身につけているときは、強くぶつけたりしないように注意することが大切ですが、プリンセスカットのダイヤモンドは特に注意が必要です。

プリンセスを包むふくろ爪は熟練職人の技が光る彫金技法

通常プリンセスカットをセッティングするプロングは4つのV字型プロング(ふくろ爪)や、それぞれの角に2つずつプロングがある8つのプロング(スプリットプロング割爪と呼ばれる)でセッティングします。またベゼルセッティング(覆輪留め)を選ぶ事で、全体を覆い角に傷がつく事を避ける事も出来ます。プロングとはダイヤモンドを固定している爪部分を指す業界用語です。※BRIDGE銀座アントワープブリリアントギャラリーではふくろ爪を多く採用しています。ご希望によってはスプリットプロングに加工する事も出来ますのでお問い合わせください。

美しいプリンセスカットの尖った角を保護する高等技術ふくろ爪留め

また、定期的にリングのチェックを兼ねてプロングも検査する事が大切です。プロングが緩んでいるとダイヤモンドが僅かに動いてしまって割れや欠けに繋がるリスクが高まってしまいます。プリンセスカットのリングを購入した場合はお求めの宝石店などで定期的にチェックするのがおススメです。BRIDGE銀座アントワープブリリアントギャラリーではお求めいただいたリングのメンテナンスは無料で行っていますのでお気軽にお持ちください。

カラット優先で選ばない方が良い

ハイカラーダイヤモンドBRIDGE銀座

プリンセスカットに限らずダイヤモンドはカットグレードを良くしようとすると(輝かせようとすると)一定の深さが必要になってきます。しかしその深さは深すぎても浅すぎても良くありません。有名なラウンドブリリアントカットダイヤモンドでは最も輝く形に研磨仕上げした場合に原石からの目減り率は半分以下の55%にも上ります。これはすべてのダイヤモンドに該当する事です。しかしカットグレードの導入されていないラウンドブリリアントカット以外の変形カットではカットグレードが無い為になるべく原石からの目減りを少なく仕上げるのがセオリーです。その方が原石の価格をロストせずに販売する事が出来るからなのです。ダイヤモンドはカットグレード落とせばカラットは重くなり輝きは落ちてしまいます。しかしカラットが重いために”ラウンドブリリアントカットよりも同じカラット数なら安く買える”と宣伝される事が有ります。例えば0.5カラットでカットの悪い50万円のダイヤモンドと0.3カラットでカットの良い50万円のダイヤモンドが有るとします。どちらがお買い得かと言うのは余りにもナンセンスです。


このパターンでは同じ品質のダイヤモンド原石を使っている場合に原石のロストの少ない0.5カラットの方が原石の持ち主は儲かるのです。0.5カラットのダイヤモンドは最高グレードまで仕上げれば0.3カラットになってしまうからです。
プリンセスカットも同様です。カットグレードの低いプリンセスカットは安価です。しかし美しさにかけるのです。最高グレードにダイヤモンドを仕上げればどうしても原石からの目減り率が大きくなり販売価格は使用する原石の価格に比例して上昇してしまうのです。

プリンセスカットはチャンネルセッティングのために開発された特別な形

プリンセスカットのエタニティリング幅を選んで作る事が出来るBRIDGE銀座アントワープブリリアント

プリンセスカットを1979年に開発したダイヤモンドクリエイターはイスラエル・イツコウィッツというマスターカッターです。彼はレール留めのダイヤモンドリングにおいてラウンドブリリアントカットを連続させた場合に石と石の間に僅かにできる隙間が無い方が美しいと感じていました。この隙間を0に出来るような研磨のダイヤモンドで且つ、ラウンドブリリアントカットと同等の輝きを放つ形状のダイヤモンドを求めていたのです。イツコウイッツ氏はプリンセスカットを使ったミステリーセッティング技法のリングでデビアスのダイヤモンドデザインアワードを獲得しました。

しかし、当時90度の直線的な研磨角度のダイヤモンドに放射状の研磨面を付けることは物理的に出来ませんでした。それは超硬素材であるダイヤモンドゆえの問題点でもありました。イツコウイッツは様々な研磨方法を試す中で、ついにプリンセスカットの形状を考え出し研磨に成功したのです。

プリンセスカットは世界の花嫁30%に選ばれている

レール留めのダイヤモンドラインリングを創るために開発されたプリンセスカットは凛とした輝きを放っていました。ソリテールとして使った場合にもラウンドカットにも負けない強いブリリアンスとファイヤーを発揮していたため瞬く間に人気となり世界中に浸透していったのです。その人気は現在ではエンゲージリング全体の30%にも上ります。

日本国内では婚約指輪のセンターストーンにはラウンドブリリアントカットが選ばれることが圧倒的に多いのですが、世界の花嫁の間では実に30%もえらばれているのです。ラウンドブリリアントに次ぐ人気の形状がプリンセスカットなのです。

そんなプリンセスカットですが、エンゲージリングでは選ばなかったがマリッジリングでお選びになる方も増えています。もともとチャンネルセッティングのために開発されたカット形状ですから、そのチャンネルセッティングのリングを選ぶのも楽しい選択です。ダイヤモンドラインのリングお探しならプリンセスカットのエタニティーリングも検討してみてはいかがでしょうか?

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