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よくある質問

ダイヤモンドの新しい形アントワープブリリアントカットとは?

聖地の名前を冠する究極のダイヤモンド

ダイヤモンド研磨の聖地アントワープでこの度、長年にわたるダイヤモンド研磨技術の積み重ねと研究により比類なき美しさを誇るダイヤモンドが誕生しました。
聖地アントワープの名前を冠したダイヤモンドは、ダイヤモンドのエキスパート”デビアス”グループに承認され鑑定書表記上もアントワープブリリアントカットを公称として登録されるほどです。アントワープブリリアントカットは計算しつくされた美しい97の面で構成され、あふれ出す光の輝きを生かす為に設計されたシンプルなクラウンと複雑にデザインされたパビリオンが醸し出す煌めきは特別なシンチレーションとディスパージョンを実現しています。
ラウンドブリリアントカットの3倍の面数を持ち高い研磨技術と完璧なシンメトリー(対称性)を要求されるパビリオン部分では、わずかな光もキラキラと眩しいほどに輝くように設計されています。
アントワープで生まれた完全にオリジナルで新しいカットのダイヤモンドは高いオリジナリティーを発揮しています。このダイヤモンドの研磨を担当したのはもちろんフィリッペンス・ベルト氏、多面体のダイヤモンドは対称性と一つ一つのファセットを同一に研磨できる技術が必須です。ベルト氏が生み出す究極の美しさをぜひ店頭でご確認ください。

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アントワープブリリアントはエクセレントカットをベースに開発

アントワープブリリアントカットのダイアモンドはエクセレントカットをもとに設計されています。
1919年にマルセル・トルコフスキ-のダイヤモンドデザインで発表されたアイディアルカットは1988年にG.I.A.によって完全な形に書き換えられて現在のエクセレントカットの設計図が出来上がりました。
※マルセル・トルコフスキーの理論は不完全だったため多くのダイヤモンド加工業者が取り組みましたが最高グレードを獲得することは出来ませんでした。その不完全性は1980年まで公には認められておらず、GIAでもダイヤモンドの教科書に記載しているほどでした。不完全性が完全に指定されるとGIAはトルコフスキー理論を教科書から外し独自にダイヤモンドの設計図を再計算して作成したのです。その完全な設計図がエクセレントの設計図なのです。このタイミングにGIA考案のラウンドブリリアント以外をモディファイテッドラウンドブリリアントと定義した為に1988年以前のラウンドブリリアントブリリアントは全てカットグレードの評価のできない亜型となったのです。
エクセレントカットを最も得意とするフィリッペンス・ベルト氏はクラウンから入射した光を余すところなく反射するエクセレントカットの形状を生かして新しい輝きを作り出しました。
フェイスアップではラウンドではなく八角形(オクタゴン)シェイプに。しかもファセットの配列はラウンドブリリアントカットそのままに 形状だけを変化させています。ラウンドブリリアントカット理論でも重要だったパビリオンの角度は光を最も跳ね返すエクセレントの考え方を踏襲しつつラウンドブリリアントカットの3倍ものファセットを研磨していきます。 
ダイヤモンドの小さなパビリオンの中に展開される究極の対称美はフィリッペンス・ベルト氏だけが表現できる究極の世界なのです。

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計算しつくされた97面体

アントワープブリリアントカットの計算しつくされたダイヤモンドをハートアンドキューピッドスコープでのぞき込んでみると・・・パビリオン部分からはまるで花火の様な美しい放射線状の模様が、クラウン部分からはまるで雪の結晶の様な模様が観察できます。

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アントワープブリリアントの専属カッターのフィリッペンス・ベルト氏の手で生み出されるハートアンドキューピッドとのモザイクの差は歴然です。
58面のラウンドブリリアントと97面のアントワープブリリアント石全体に広がる白い部分(光の部分)の大きさの差が大きいのが見て頂けると思います。
全体にキラキラ広がる光のモザイクを楽しむアントワープブリリアントか8本のアローを中心に大きな濃淡とモザイクを楽しむラウンドブリリアントどちらも最高の原石を最高のダイヤモンドカッターの手で仕上げた逸品です。

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IIDGRではアントワープブリリアントの名前でダイヤモンドを鑑定します。

通常ダイヤモンドの鑑定書のカット項目においてラウンドブリリアントカット以外の多面多はその見た目のカタチをカット名として記載します。
ハートやオーバルなども見た目のカタチを元にダイヤモンドの鑑定書記載名を決めるのが基本です。
しかしアントワープブリリアントカットダイヤモンドはデビアスグループの鑑定機関IIDGRで鑑定する際にはアントワープブリリアントをカット名に使用します。これはデビアスグループ(IIDGR)ではダイヤモンドの聖地の名前を冠するこの特殊なダイヤモンドに特別に名前を与えています。2020年以降IIDGRはデビアス鑑定に変更と成りました。伴ってアントワープブリリアントカットもデビアス鑑定で評価されるようになりました。IIDGRの考えを継承する形でアントワープブリリアントカットに関してはカット表記名がそのままアントワープブリリアントを記載されます。ダイヤモンドのエキスパートをしてオリジナルのダイヤモンドカットと認定されているのです。

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さらにアントワープブリリアントダイヤモンドにはキンバリープロセスも担保し由緒正しいダイヤモンドであることを証明する員スクリプションナンバーもダイヤモンドのガードル部分に特殊なレーザーで刻印されます。

アントワープブリリアントはエクセレントカットを元に作られた

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97面のアントワープブリリアントカットはエクセレントカット用の原石を原型に作り出されています。
1919年にマルセル・トルコフスキー氏によって考案されフィリッペンス・ベルトの手によって達成された理想的なダイヤモンドのプロポーションがラウンドブリリアントカット・エクセレントです。
エクセレントカットの他にも数多くのファンシーシェイプを多く世に送り出したベルト氏はダイヤモンドが輝くことを優先にファンシーシェイプを考案していきます。
アントワープブリリアントカットはブリリアンシー(光のモザイク)が均等に広がりダイヤモンド中心部のファイヤーが特に強く出るように計算して研磨されています。
その輝きの基本はエクセレントカットのダイヤモンドを基に設計されたプロポーションにあるのです。

上品な白を基調のとする凛とした輝き

アントワープブリリアントカットは同サイズのラウンドブリリアントカット(トリプルエクセレント)と比較した場合、明らかに白い光のモザイクが多く飛びます。
強くギラギラしたラウンドブリリアントの様な力強い虹色の輝きではなく、白く凛とした優しい光がダイヤモンド全体から発揮されます。
シンプルな設計のクラウン部分からは想像できないような繊細な光のモザイクがあふれます。
これらは通常の3倍もの面数で研磨されるパビリオン部分でより微細な光のスペクトルとなり、その輝きが響き合うことで凛とした白い輝きが発揮されるのです。

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