アントワープブリリアントで使用されるダイヤモンド原石とは
AntwrepBrilliantではダイヤモンド原石に対して非常に厳しい選別基準を設けています。写真はメイカブル品質のダイヤモンド原石達、実はアントワープブリリアントではこのクラスのダイヤモンドからは 例え研磨後に4Cで高評価を得たとしても選定すらしないのです。
現在世界中で産出するダイヤモンド原石のうち宝飾用に使用できるダイヤモンドは全体の約40%、残りの約60%は工業用ダイヤモンドとしてダイヤモンドの持つ特異な性質、主に超硬素材として工業用の役割で使用されます。
宝飾用に選別できるダイヤモンドは約40%、その宝飾用ダイヤモンド原石にも先ずは大きくソーヤブル・メイカブル・ニアジェムと3つのグレードが有ります。⇒ダイヤモンドの原石1%以下の出現確立TOP-TOPダイヤモンド原石
宝飾用ダイヤモンドとして選ばれた原石の内、ソーヤブル原石の比率はダイヤモンド全体の約15%で、残り85%はメイカブル(準宝飾品質)、ニアジェム(低品質宝飾用)として使われます。
ダイヤモンド原石を供給するデビアスグループではソーヤブル原石の中でTOP‐TOP原石(トップトップ)を最先端技術を駆使し原石の状態で研磨後に得られる最高のグレードとダイヤモンドの状態を検査します。
ここでは最終的にダイヤモンドをどの形で仕上げるか?は決まっていませんが原石に対して最も有益な価値の高いカット方法などもこの段階で看破されます。
ダイヤモンドのリーディングカンパニーであるデビアスグループだからこそ実現する検査手法です。そうして調べ上げたダイヤモンドのTOP-TOPの割合は超高品質ソーヤブル原石中約16%!
ダイヤモンドの総産出量に対してたったの0.96%なんと1%以下の出現確立なのです。0.1%以下のフィリッペンス・ベルト氏のダイヤモンド原石
Antwerp Brilliantではデビアスグループから供給されたTOP-TOP超高品質ソーヤブル・ダイヤモンド原石を使用しダイヤモンドを研磨していくのですが、フィリッペンス・ベルト氏はにさらにこの中から超良質の上位10%の原石だけを選定しカット、研磨します。
デビアスグループの鉱山で選定されサイトホルダーでさらに上位10%までを選び抜く。アントワープブリリアントのダイヤモンドとして選びだされるダイヤモンド原石は0.096%と0.1%以下の本当に選び抜かれた原石だけを使用しているのです。
ダイヤモンド原石はボツワナのジュワンネングを中心に採掘る鉱山企業デブスワナの事務所に集められます。ダイヤモンドの原石は鉱山毎にそれぞれ特徴があり原石のエキスパートは原石の集合を見ただけである程度どの国のダイヤモンドであるのか?を看破出来ます。これはランオブマインと呼ばれる原石の特徴を見抜く技術で原石ディーラーだけの選定技術です。究極まで厳選に源泉を重ね選び出された原石だけがBRIDGE Antwerp Brilliant GALLERYで使用されるダイヤモンドとなるのです。
☛アントワープブリリアントのダイヤモンド原石についてもっと詳しく
ソーヤブルダイヤモンド原石とメイカブルダイヤモンド原石が混ざった原石たち、ダイヤモンド原石は鉱山会社の原石選定機で23段階の品質に自動で振り分けられます。レーザー技術を駆使してダイヤモンド内部の成分などを看破したAI判断で行われます。
選び出されたソーヤブルダイヤモンド原石、見事なグリーンベールに包まれている。
原石の選定に立ち会わせて頂いた時の写真です。アソーターは毎日ダイヤモンド原石と向き合って品質を次々目視で看破していきます。グリーンベール高品質ダイヤモンドの被膜
ダイヤモンドの目利きによって厳選された原石。ダイヤモンドは結晶して地上へ運ばれた後数億年から数千万年の間に表面に何らかの別結晶の被膜を成長させることが有ります。アフリカ産ダイヤモンドの中でグリーンベールと呼ばれる緑色の被膜に覆われたダイヤモンドからは美しい色のダイヤモンドが磨きだされることが多く、関係者の間でグリーンベールは高品質の証として知られています。被膜の種類は多岐にわたる為に中には外見からは高品質と解らないようなダイヤモンドが含まれていることも。
完全な等軸状八面結晶のソーヤブル・ダイヤモンド原石、ピラミッドを二つ重ねたような形をしています。4Cグレードでハイカラ―(Fカラー以上)になるダイヤモンド原石は写真のような薄いグリーン色をしています。
BRIDGE銀座アントワープブリリアントギャラリーではこの様なソーヤブル原石だけを厳選してカット、研磨の作業工程をフィリッペンス・ベルト氏の手で施します。ベルト氏は1990年にそれ迄誰にも達成できなかったダイヤモンドの最高カットグレードエクセレントを人類で初めて達成した研磨師なのです。
最高のダイヤモンド原石を最高の研磨職人の手で仕上げる。全てはダイヤモンドから妥協無く最高の輝きを引きだすために。