銀座の結婚指輪BRIDGEのブログ

皆さんこんにちは!BRIDGE銀座アントワープブリリアントギャラリーです。今日は工業用ダイヤモンドについて書いてみます。ダイヤモンドの産出量のうち基本的に宝飾品に用いられるのはほんの僅かです。結晶の品質が低いと宝石としては美しくないからなのですが、超硬素材であるダイヤモンドはその性質を生かして工業用としても多く用いられています。

宝石店などでも【大部分は工業用で宝石としては使えない】と説明される事も多いと思います。では、この工業用ダイヤモンドは一体どんな分野で活用されているのでしょうか?

 

ダイヤモンドでダイヤモンドを加工しています。

因みに工業用のダイヤモンドも用途別に素材として加工して部品にしてから使うのが一般的です。精密部品に使われるようなダイヤモンド製品は宝飾加工用のスカイフなどを使って加工されます。工業用と言っても思う形にダイヤモンドは加工してから使用します。と言うことで今一度ダイヤモンド加工における要点を書いておきます。

①ダイヤモンドには劈開性が有る

②ダイヤモンドには親油性が有る

③ダイヤモンドには高い熱伝導性が有る

この3つは自然界に存在する物質の中でも特殊な性質と言えます。①へき開性とは、特定の方向に対して割れやすい性質です。ダイヤモンドは硬いので、傷ついたり、割れたりしないと一般的に思われていますが、ダイヤモンドの硬度は摩擦に対して超硬なのですが衝撃に対する耐性は水晶程度で宝石の中でも中くらいです。しかもへき開性によって、少しの衝撃によって簡単に割れてしまうことがあります。反対にこのへき開性があることによって、超硬素材である硬いダイヤモンドを加工することができるのです。②親油性とは、油になじみやすい性質のことを言います。ダイヤモンドは油を吸い寄せるのです。ジュエリーとして使用されるダイヤモンドは、ハンドクリームやファンデーション等の油や、もっと身近な手の油などが付着することで輝きを失ってしまいます。この油は中性洗剤でカンタンに落とせるので心配無用です。③ダイヤモンドは熱伝導性がとても優れています。そのため、ダイヤモンドカッターで氷を切断する場合にも手の温度が氷に伝わり、簡単に氷を切断でるのです。簡易鑑別でもダイヤモンドに息を吹きかけて付く曇りが瞬時に無くなる事で高い熱伝導を確認してダイヤモンドとそれ以外の宝石を看破する簡易技術も有るほどです。

以上の性質を利用してダイヤモンドを工業用に使用します。もっとも一般的なのは硬い何かを切断する刃物として使用する場合です。道路工事などで道路を切断してアスファルトを剥がしたりしているのを見たことが有ると思いますが、そこで使われているのはダイヤモンドのカッターです。道路は鋭利な刃物で切断したかのような鋭い切れ目で切れているのをご覧に成ったことのある方も多いのではないでしょうか?宇宙開発などでもロケットの窓部分は強度を担保できるダイヤモンドを使用していると言います。

また医療現場で使用される”メス”の刃部分にもダイヤモンドか使われる事が有ります。医療用メスはそのそも素材がパラジウムを使用するのが一般的ですのでダイヤモンドの刃先のメスは素材としてはジュエリーと同じ素材で出来ていることに成りますね

ビッカース硬度の測定器の先端部分には”ダイヤモンド圧子”が採用されています。これは硬度の押し込み試験法では、ダイヤモンド圧子を規定の形状や寸法の押し込み具で”測定したい素材”に押し付け、その部分にできた圧子の痕を調べて硬さを測定しています。

ジュエリー制作でもダイヤモンドを先端に使った鏨やカッターなども有ります。特にCNCマシーン(電子ろくろの様な機械)に鍛造されたリング素材をセットして回転させて外側から研磨して模様を加工する技法で作られるリングはダイヤモンドなしには加工が出来ません。

他にもダイヤモンドは硬度と強度を活かして各種研磨剤としても利用されています。ダイヤモンドを使った研磨は古代から始まっており現在でも同じ素材で加工しているというのは興味深いですね、金属の研磨や研削機材の一部にダイヤモンドを取り入れて耐久性と実用性を両立しているのです。

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