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シリーズで結婚指輪(マリッジリング)婚約指輪(エンゲージリング)のリング内側にセッティングできる、大人気の誕生石をご紹介しています。
今回は、5月の誕生石、エメラルド!!
誰もが知る美しい緑色の宝石ですね!、また、あのクレオパトラが愛用していたという話は有名ですね。
このエメラルド、和名を、翠玉、緑玉といい、結晶構造は六方晶です。
モース硬度は7.7~8。アクアマリンと同じベリルという鉱物なので、モース硬度も同じなんですね~。
エメラルドの石言葉は「希望」「幸福」「安定」。
エメラルドは、ちょっと変わった石で、傷だらけの石。なんです。
モース硬度は高いので、外部からの傷はつきにくいはずなんですが、、、、
では、なぜ???
それは、エメラルドはもともとが傷だらけなんですね。エメラルドをよーーーく見てみると、内部に筋の様に傷が入ってるんです。
これは、エメラルドの結晶が造られる過程で、どうしても傷が入ってしまいます。そのため、むしろ傷がある方が本物の証し!!!なんですね。
このキズにも、深いわけがあるのです。。。
昔々、たくさんの神様から愛された大天使「ルシフェル」という天使がいました。
とても力の強かったルシフェルは、調子に乗ってしまったんですね・・・あらら(^_^;)
そして、ついには神様に逆らって堕天使になりました。そして、名前を改名して、「ルシファー」となりました。
それを知って怒った神様は、大天使「ミカエル」に《炎の剣》を託し、戦わせたのです。その時、ミカエルの一撃がルシファーの冠についていた《エメラルド》に直撃!!!
地上に落ちたエメラルドは、衝撃で内部に傷が出来たのです!!
・・・という逸話があります。
実は、あの美しい緑色の発色原因である「クロム・バナジウム」は、結晶内に入る過程で結晶構造を乱すので、エメラルドの内部に液体や気体、個体が入り込んでしまうのです。
これによって、「インクルージョン」と呼ばれる傷ができてしまうんですね。なので、逆にこのキズが本物の証しになるのです。
さらに、取り込まれた傷の原因の物質(内包物)は、エメラルドが生まれた地域によって違うので、内部のキズを見ただけで産地まで分かるんですよ!
そして、このキズを隠す&耐久性を高めるために、傷内にオイルや樹脂を浸す処理を行います。この処理が下手だと、オイルが蒸発してしまったりすることも・・・
高度な処理でも、超音波洗浄機などにかけるとオイルが抜けてしまうので、エメラルドは扱いが難しい宝石なんですね。
それでも、クレオパトラはじめ、あの美しく輝く緑色にに魅せられる人は少なくありません。
5月生まれの誕生石ではありますが、悪魔、魔女を遠ざけるなんてことも言われていますので、浮気封じのお守りとして持つのもいいかもしれませんよ~^^