BRIDGE ANTWERP > スタッフブログ > 結婚指輪や婚約指輪でエシカル消費は出来ますか?
銀座の結婚指輪BRIDGEのブログ

ダイヤモンドの産地はどちらですか?

デビアスグループは2030年に向けてダイヤモンド業界のリーダーとしての目標を掲げる

最近ご来店のお客様の中で地球環境に配慮されたサステナブルな取り組みを考えて品物を選ぶ、エシカル消費について重点を置いて結婚指輪を選ぶ方が増えています。ブライダルジュエリーにでエシカル消費はできるのか?やブリッジ銀座が取り組むサステナブルな取り組みについてもご案内いたします。

エシカル(Ethical)は「倫理的な」

エシカル(Ethical)は「倫理的な」という意味で使われる単語でサステナビルな世界の実現に必要な考え方です。最近ニュースなどで耳にする機会の増えているエシカルという言葉。なんとなく知っているや聞いたことが有る方も多いのではないかと思います。「エシカル消費」や「エシカル商品」は、地球環境や、人、社会に対して配慮されたものを購入したり使ったりする事です。また、そのような商品のこともエシカルな品物と言います。

損得より善悪で考えよう

社会に対して配慮された倫理ってなかなか難しい言葉ですが、簡単に言えば法律では決められていないけど「善悪で考えたらそっちの方が良いよね!」や、そうした行動は模範的だよねと社会的に言える事、を言うような意味で考えてもらうと良いと思います。普段の何気ない行動において、倫理的(エシカル)とは何かを意識するだけでも良いかもしれませんね。

サステナブル志向には欠かせないエシカル消費

わたしたちの生活を豊かにしているあらゆる物には、材料や生産者など、さまざまな物や人が関わっています。ブリッジ銀座で販売される結婚指輪には多くの人が係わっています。使われるダイヤモンド等の宝石類やプラチナや金などの貴金属素材はもともと地下資源ですのでそれを採掘する人や企業、そしてそれを精錬したり加工したりして、素材にする人達がいて、その素材を使って品物を作り出す職人達、デザイナーなどもこの辺で係わっていると言えるかもしれません。そしてそれらを運搬する人等、最終的に渡したりブリッジ銀座の店頭に並び、それがお客様の目に留まれば品物として販売されます。この様に、さまざま人の手を経て皆様の元へ届けられているのです。

【使用する金属素材】紛争金属の混入を未然に防いでいます

希少性の高いプラチナの加工

例えばブリッジ銀座の加工アトリエが有る新潟県ではプラチナや金など使用する貴金属原材料の調達を提携する貴金属精練業者によって南アフリカ等の原産国で行いますが、金属素材の調達時に倫理的に不適格となった場合は即座に輸入を停止する措置を取って所謂紛争金属の混入を未然に防いでいます。また、仕入れた金属を材を自社内で精錬加工して結婚指輪の素材となるプラチナ950を作り出し、熟練の貴金属加工職人たちの手で結婚指輪の形へ加工しています。

再生可能な未来の為に地球環境を保全を目指す

サステナブルでエシカル思考で輸入されたプラチナは結婚指輪は熟練の貴金属細工氏の手で仕上げられる

プラチナや金などの原材料となる貴金属鉱山で働く工夫の労働環境や地元住民への生活インフラの拡充や確保が行われフェアトレードで日本に輸入された金属のみを使用しているのです。ブリッジ銀座で把握している限りにおいてブリッジで販売される結婚指輪に携わるすべての事業者は収益の中から再生可能な未来の為に地球環境を保全したり、限られた資源の有効活用を進めています。

リングをしまうゴールドボックスにもエシカルの考えを

ダイヤモンドを保管するときは専用BOXに入れる

それはリングに使用されるボックスやショッピングバック、カタログの紙等、ブリッジ銀座に関わる全てのに対して一貫した考え方の元選定されています。また、ブリッジ銀座では新たな取引先を選定るる際にはそうしたエシカル思考で品物を作っているか?やサステナブルな活動をしている企業なのか?は常に調査してます。2人にとって幸せな記憶を刻む結婚指輪がエシカルやサステナブルといった考え方に沿わずに作り出されてはならないと私たちブリッジ銀座は考えています。

「アフリカの奇跡」と呼ばれる成功

ボツワナのダイヤモンド鉱山ジュワネング

私たちは直接的にダイヤモンド採掘したり、研磨加工する事は在りません、ダイヤモンドの採掘や加工はパートナー企業によって行われ、加工された研磨済ダイヤモンドの供給を受けています。ブリッジ銀座では代表的なダイヤモンドをボツワナ政府とデビアスの合弁企業デブスワナから供給を受けています。ボツワナは地下資源採掘をきっかけに発展を続けており、そのサステナブルな取り組みによる成功は「アフリカの奇跡」と呼ばれています。

ブリッジ銀座で取り扱う宝石

他の宝石類に関しても同様に専門の業者によって運営される鉱山で採掘され、加工された宝石を供給されています。また、使用する貴金属についても直接鉱山の経営を行っているわけではなく金属の精錬も行っていません。それらの素材は協業するパートナー企業によって創り出され私たちに供給されます。私たちパートナー企業から供給された素材を自社アトリエでジュエリーに加工して販売しています。

SDGsの実現に向けて

また嗜好品の側面を持つジュエリーは販売する側にもサステナビリティを意識したもの作りの責任が有ると私たちは考えていますので、BRIDGE銀座に係わる協力企業すべてに対してSDGsの実現に向けてサステナブル素材調達と取り組みについて高い意識啓発を行って同意を得る事の出来た関係企業のみと取り組を進めています。また、素材の調達源は勿論その素材が輸入され私たちの加工アトリエ、もしくは取引先の手元へ来るまでのトレーサビリティにも注目しています。
私達ブリッジ銀座は宝石販売を通して地域社会へ還元するべく持続可能な開発目標の実現を目指して企業内で出来る範囲では在りますが様々な地域貢献を積極的に行っていきます。
耕作放棄地を活用した農業と福祉の連携事業お花畑プロジェクト
ブリッジ銀座で応援している地域貢献活動の中には新潟県で活躍する はちみつ農家 八米(HACHIBEI)が有ります。八米(HACHIBEI)では耕作放棄地を活用した「お花畑プロジェクト」を展開しています。農業は国を支える根幹事業でありながら就業者の高齢化が問題で耕作放棄された畑や田んぼが多く存在します。こうした耕作放棄地は地域社会にとって大きな問題となっています。人の手のは要らない畑や田んぼは荒れ果ててしまい、農作物の作付を即時再開する事は難しくなってしまうのです。その耕作放棄地に景観植物である向日葵を植えて手を入れて、ひまわりの咲く夏の期間、通りゆく人の目を楽しませます。また福祉事業者と協力してひまわりの種を収穫して天然のひまわりオイルを搾油、商品化して販売しています。このプロジェクトを通じて八米(HACHIBEI)では障害者に働く場を提供すると共に、耕作放棄地という地域社会が抱える問題の解決に取り組んでいるのです。このサステナブルな取り組みが評価されHACHIBEIは農林水産省より表彰されています。
⇒HACHIBEIの向日葵オイル通販ページ

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