銀座の結婚指輪BRIDGEのブログ

原石の持つ存在美とは?

皆さんこんにちは!ブリッジ銀座アントワープブリリアントギャラリーです。

ダイヤモンドの産地として有名なロシア、ボツワナ、コンゴ、この3か国を三大産地とよびます。アフリカにはボツワナ、コンゴの他に南アフリカ、ナミビア、レソト、ジンバブエ、等の産地が有り、アフリカ大陸が豊富な地下資源大国である事が判ります。ダイヤモンドは5億年以上も前の火山でマグマが地面を裂いて地上に噴出した場所を探り当ててそこを採掘していきます。

アフリカ大陸のボツワナを中心としたこのエリアは相当多くの火山が噴出したと考えられています。今は殆どの場所が平地に成っていて、日本の富士山の様な火山の感じは在りません、流石に5億年以上たっているという事と、マグマの成分キンバーライトは非常にもろく雨風で風化して崩れてしまっているのです。そしてその脆い成分の中にダイヤモンドが内包していて、それを採掘しています。

写真はボツワナ:ジュワネング鉱山産出のダイヤモンド原石を紙の上に沢山広げていて、(ソーヤブル原石で色甘の原石郡、この中でグリーンヴェールと呼ばれる薄緑色の膜に覆われたダイヤモンド原石からはHカラーいじょのハイカラーグレードのダイヤモンドが出現する予定です。)手に持っているのはコンゴのダイヤモンド鉱山で産出したダイヤモンド原石です。直径10㎝位あるでしょうか因みにグラッシー部分はマグマの上昇中に割れてしまったと考えられています。このダイヤモンド原石からはこの後90カラットのDカラーFLフローレスの雫型ペアシェイプのダイヤモンドが仕上がったそうです。これだけ大粒になると原石の持つ存在美は隠し切れませんね、手に持っただけでドキドキするような高揚感のあるダイヤモンドでした。

話は戻って、ブリッジ銀座アントワープブリリアントギャラリーのダイヤモンドは原産地から研磨地であるベルギー・アントワープへ空輸されると、そこで専属研磨師”フィリッペンス・ベルト氏”の目で選定されます。ボツワナには半官半民の地下資源採掘企業デブスワナが有ります。デブスワナではダイヤモンド原石を特別な選定機材と専属のダイヤモンド鑑定し達が判別していきます。そして0.96%まで厳選を重ねたダイヤモンドを選んでいきます。

ベルト氏はダイヤモンドを研磨する職人ですので、ダイヤモンド原石を見た時にそのダイヤモンド原石がどの程度の価値のグレードに仕上がるか?よりもどの程度の美しさに仕上がるか?の方に重きを置いて選定していきます。その選定基準は私たち素人からもいていると曖昧なのですが、彼の中には明確な何か線の様なものがある様でそれについて質問すると「美し原石だから」とか「こっちの方が綺麗になるから」等の答えが返ってきます。

そして仕上がってきたダイヤモンドを見て見ると、ダイヤモンドは総じて鮮やかな色をしています。色(光り)には鮮やかさという項目があるのですがこれがベルト氏の手にかかって仕上がるダイヤモンドは見事に引き出されています。鮮やかの反対は”ぼやけた”なのですが、同じDカラーやFカラー、等の中にも鮮やかなダイヤモンドとぼやけたダイヤモンドは実際に在ります。そしてそれは4Cでは評価できないのです。

私は宝石を見る時に「満開の花の様な」とか「静かな」とかで鮮やかさを自己評価しています。宝石の鮮やかさは目視判断でしか判断できません、それは評価基準4Cでは項目が無いのです。

ブリッジ銀座アントワープブリリアントギャラリーではダイヤモンドをはじめとした記念日に記念品としてお持ちになる宝石は、その永遠性を発揮して持つ人の記憶のタイムカプセルとなって沢山の楽しい美しい想い出を閉じ込めることとは勿論ですが、眺めたときに元気になったり、勇気をもらったり、楽しい気持ちになるような見た目をしている事は重要だと思っています。

中には静かな宝石が好きだというお客様もおられますので、この項目は是非ご自身の目で見て店頭で御確認下さい。ダイヤモンドをはじめとする宝石類が今だ本質的な部分ではネット通販などで取り扱いが難しい理由がこの評価基準では測定できない美しさにあるのです。

BRIDGE ANTWERP BRILLIANT GALLERY

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