銀座の結婚指輪BRIDGEのブログ

皆さんこんにちは!ブリッジ銀座アントワープブリリアントギャラリーです。

昨日に引き続きブルゴーニュのマリーです。昨日はブルゴーニュのマリーは中世ヨーロッパで強大な力を持っていたブルゴーニュ公国の姫だという事を書きました。しかも絶世の美女で多くの男性からプロポーズされる人気女性。そんな彼女が人類史上初めてダイヤモンドを婚約の記念の指輪として贈られた女性なのですが、どうしてそうなったのか?を今日は書いてみたいと思います。

マリーがダイヤモンドを贈られるのに大きく係わってくる人物はマリーの父3代目ブルゴーニュ公国領主”シャルル”の存在です。シャルルはダイヤモンドこそ権力の象徴と信じていました。そのため自身も大粒のダイヤモンドをコレクションし常に身に着けていたと言います。この後始まる貴族文化の始まりのような人物だけに彼のダイヤモンド好きはこの後の貴族たちにも引き継がれていくことに成ります。

実際にシャルルはローマ法王に成る野心を持って領地拡大のために多くの戦をした王として有名です。その字は”突進王”戦争大好きだったんですね、目標としていたのは古代ローマ帝国。古代ローマ帝国の将軍で”博物誌”の著者大プリニウスも”ダイヤモンドはこの世のものの中で最も貴重である”と述べている通り、ダイヤモンドはこの時代に在ってもその比類なき硬さと希少性で権力の象徴と考えられていたのです。シャルルは当時世界最初の自由貿易港となったブルージュを領内に持っていましたので、世界中の交易品を手にする事が出来ました。シャルルはお抱えのガラス職人でダイヤモンドの加工にも精通していた”ルドビック・ヴァン・ベルケム”にダイヤモンドの新しい加工を命じます。ベルケムはシャルルの要請にこたえて”ダイヤモンドでダイヤモンドを磨く”方法を考案。ダイヤモンドのシンチレーションを引き出す研磨を編み出します。これによってシャルルは大きな三つのダイヤモンドを独自に加工して何時も身に着けていました。

当時のヨーロッパには私設軍隊しかありませんでした。戦争に成ると専門の傭兵を雇って戦争を行っていました。その為、経済力が=戦力だったのです。世界初の自由貿易都市で莫大な富を得ていたブルゴーニュ公国は本国フランスに匹敵するような力を持っていました。その為、フランスとも対立して独立の道を模索していたのです。

豊富な資金力を背景に独立に向けた戦いに明け暮れる”シャルル”ですが1477年に突如戦死してしまいます。スイスの傭兵部隊との戦闘で決定的な敗戦を喫してそのまま打ち取られてしまったのです。

その辺の詳しい内容はコチラ→https://bridge-antwerp.com/faq/faq_13317.html

突如シャルルを失ったブルゴーニュ公国は内部分裂してしまいます。10代だったマリーは内部反乱した家臣に幽閉されてしまいます。その報を聞いたフランス軍がすぐさまブルゴーニュ公国への進軍を開始、ブルゴーニュ公国は滅亡してしまいます。

幽閉されたマリーですが、マリーの母がオーストリアのマクシミリアンに助けを求める手紙を出していました。マクシミリアンはシャルルが生前にマリーの許婚に指名していた男性です。オーストリア”ハプスブルグ家”の王子です。内乱によって乱れたブルゴーニュ公国でしたがシャルル派の重臣たちはマリー救出へ出兵したマクシミリアンに味方してフランス軍を撃退します。

ゲントと言う街に幽閉された居たマリーをマクシミリアンが救い出します。マクシミリアンはこの数年前にマリーにプロポーズした男性の内の一人だったのですが、成長したマクシミリアンとマリーはゲントで無事に結ばれます。この時二人は顔を合わせて数時間で結婚を決めたそうです。お互いひとめぼれのレベルですね!

そしてマクシミリアンはダイヤモンドを何よりも愛していたシャルルへのオマージュとして一人娘のマリーへの求婚の証としてダイヤモンドの指輪を贈ったのです。その時贈られたリングにはマリー、マクシミリアン、聖母マリアの3人のMの字をデザインしていたとされています。

下写真はマリー姫が贈られたダイヤモンドリングへのオマージュを込めてアントワープブリリアントでデザインした”マジェスティ”です。横から見るとMのデザインに成っているのが判りますか?その他にもMが隠されていますのでぜひ店頭で御確認下さい。

結ばれたマリーとマクシミリアンはオーストリアハプスブルグ家をおおきく発展させていきます。マリーとマクシミリアンの孫にあたるカール5世はスペインから地中海を超えたエリアまでを版図に治め”日の沈まない王国”と呼ばれるほどの大きな国を築くことに成るのです。

マリー姫とシャルル突進公はブルージュに眠る

ベルギーにはマリーと父シャルルが並んで埋葬されています。そしてマクシミリアンの心臓も手前マリーの棺に納められたと言われています。

 

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