銀座の結婚指輪BRIDGEのブログ

皆さんこんにちは!ブリッジ銀座アントワープブリリアントギャラリーです。

今日は話題のブリリアントカットについてご案内いたします。【ブリリアントカット】はよく聞く名前ですよね!?宝石の名前の中でも結構メジャーな方かと思います。ブリリアントカットは宝石のカット形状の名前でその定義としてはスター・ベゼル・アッパーガードル・ガードル・アンダーガードル(ローワーガードル)・(メイン)パビリオン・キューレットの7つのファセットを備える宝石のカット形状の名前です。以下にラウンドブリリアントのカット形状を展開図で御確認下さい。ダイヤモンド展開図ブリッジ銀座アントワープブリリアントギャラリー由緒正しいプロポーズにはダイヤ

ダイヤモンドが最も強い輝きを放つラウンドブリリアントカットですが、誕生したのは17世紀です。当時のダイヤモンドは全て二次鉱床産出でしたのでダイヤモンドの原石は基本的に丸い形状をしていました。原石の形状を活かして正面から見て比較的丸いカットが可能だったのはこのためです。このカットの考案者ジュール マザラン枢機卿は1650年頃の人物です。マザランはイタリア人でローマ・カトリック教会の要人です。ダイヤモンドに非常な執着を持っていた彼は17世紀にブリリアントカットの原型となるマザランカットを発明します。

ダイヤモンド・マザラン・カット

上の図はマザランカットの設計図です。ブリリアントカットにはベゼルファセットが足りない状態で仕上げられています。このマザランカットはそれ迄人気だったローズカットに比べてテーブルから虹色の光を多く反射してリングにセットした場合にもネックレスにセットした場合にもテーブルから発輝される美しい輝きに人々は魅了されました。マザランは無くなる時に自身のコレクションした居たダイヤモンドをフランス王室へ寄付しています。イタリア人でしたが、フランスとの繋がりが大きかった人物です。マザランはフランスに時代に先駆けてダイヤモンド研磨工場を産業として根付かせようともしていたと言われています。

そして1800年代初頭にはマザランカットを進化させたオールドマインカット(トリプルカット)が発明されます。

ダイヤモンド・オールドマインカット

当時マザランカットの変形として作られたこのオールドマインカットこそ最初のブリリアントカットです。図で見ていただいてもスター・ベゼル・アッパーガードル・ガードル・ローワーガードル・パビリオン・キューレットの7つを備えていることが見えると思います。この当時はダイヤモンドのガードルを自在に設定できていませんでした。ダイヤモンドのガードル(輪郭部分)は硬すぎて加工できなかったのです。その為、ダイヤモンドは自然によって作られた原石の形そのままに加工されていました。

ブリリアントカットが大きく変貌したのは1850年以降です。アメリカのダイヤモンド切断師”ヘンリーDモース氏”によって開発された蒸気機関式のブルーティングマシーンの登場でダイヤモンドのガードル(輪郭)を比較的自在に設定できるようになったのです。これによってラウンドブリリアントが登場します。この後モースはカール・ツァイスの光学理論を勉強して”ダイヤモンドの輝きを重視して”仕上げを行っていくのです。この考えは後の“マルセル・トルコフスキー氏“のアイディアルへ受け継がれ、アイディアルの不完全性を修正したG.I.A.の最高グレード”エクセレント”へと繋がっていくのです。

マザランによって生み出されたブリリアントカットはモースによって完成され、その後の技術者によって改善され最終的にG.I.A.によって完成される事となしました。

因みにダイヤモンドの形状でブリリアントカットはそのスタイルの名前なので、形状の次にそれを形容する形で使用されます。ラウンドブリリアントはラウンド=丸型のブリリアントカットと言う意味です。例えばカットスタイルにはステップカットやミックスカット等が有ります。ステップカットはテーブルに平行にファセットを配置したカット形状で代表的な所ではアッシャーカットやエメラルドカット等が有ります。ステップカットはブリリアントカットが出来るまでダイヤモンドの主流カットでしたが、輝きはブリリアントカットに比べて劣るために(※2ct以下のダイヤモンドサイズの話です。)ブリリアントカット登場後は徐々に少なくなっています。またミックスカットは色石では現在も主流で採用されますがダイヤモンドでは原石の生地不足や何かの欠陥のある原石お場合に採用されるに留まっており比較的珍しい形状と言えるかもしれません。例えば【ハートシェイプブリリアント】のダイヤモンドと【ハートシェイプミックス】のダイヤモンドでは同じカラットだとするとブリリアントの方が高値で取引される為に研磨の現場でもできるだけブリリアント化とを採用しているという事が原因しています。

2020年現在様々な亜型カットが発表されていますがラウンドブリリアントを超える人気を博すことは今のところありません、2018年に発表され2019年に最初の発売がなされたプリンセスカットのエクセレントは四角い形状のブリリアントカットでしかもステップカットとのミックスカットです。ハイブリットなこの新型カットがこの後、どの程度の人気に成っていくのか?注目して見守っていきたいと思います。

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