BRIDGE銀座アントワープブリリアントギャラリーです。
今日はダイヤモンドの産地を知る意味についてご案内いたします。BRIDGE銀座アントワープブリリアントギャラリーで取り扱うダイヤモンドは現在した地図の4拠点、特にアフリカの3拠点を中心に選ばれています。【美しいダイヤモンドはアフリカから】という格言の通りにアフリカ産を中心にダイヤモンド原石を選定しています。中でもボツワナはデビアスグループの最大の拠点が有ります。此処にはボツワナ政府とで地下資源採掘企業であるダイヤモンドサプライヤーデビアスの50:50出資の半官半民合弁企業”デブスワナ”が有ります。私たちはデブスワナのダイヤモンド原石を中心に取り扱っているのです。
ダイヤモンドの産地はこの他にもロシアやオーストラリアなどが主要な産地として有名です。アフリカ諸国内ではジンバブエやレソト、コンゴ等もダイヤモンドの産地としては有名です。しかしこれらはBRIDGE銀座アントワープブリリアントギャラリーでお付き合いしているダイヤモンド鉱山ではないので現在この産地のご指定を頂いた場合はご用意する事が難しくなってしまいます。
※カナダのダイアヴィック鉱山産出のダイヤモンドをご希望の場合はお申し付けください。カナダ産の美しいダイヤモンドをご案内させていただきます。カナダ産はサプライヤーによってカナダ産と保証されたダイヤモンドを販売いたします。
さて、ダイヤモンドの産地を知ることはどうして重要なのでしょうか?ダイヤモンドの原産地を知ることは、近年重要視されているトレサビリティーやCSRと言った社会貢献活動の有り無し、そしてそもそもダイヤモンドが倫理的な責任を持って人道的な矛盾なく採掘されたエシカルな品物であることを理解することの第一歩です。原産地について分かっているダイヤモンドを購入すると、ダイヤモンドの購入がその国の地域社会の発展に与える影響をより一層理解することができます。事実ボツワナでは生活インフラの整備に始まって、ダイヤモンドビジネスにかかわる事によって雇用を創出し、国家レベルでの地下資源採掘事業を推進する事で輸出が発生し、外貨獲得の大きな手段として産業を成長させていっています。アフリカ諸国は1990年以前は経済的にも困難な状況に陥っていた場所です。南アフリカに至ってはアパルトヘイト等の人種差月的なの問題も無視できないエリアです。そうした現地の人々が繁栄するのを支援するだけでなく、そこで済み暮らす人々の為の学校や病院など最低限の生活インフラの整備をするための資金となったりします。またBRIDGE銀座アントワープブリリアントギャラリーが取引するデビアスグループは採掘する鉱山は採掘終了後に元々の状態に戻すことを約束しているだけでなく、同規模の自然を植樹などをして保全する活動も行っています。
一部のダイヤモンド鉱山では重大な自然破壊を伴う採掘をしているところも有り、採掘終了後に自然環境を元々の状態に戻せないのではないか?その指摘を受ける採掘地もある様です。地球温暖化などを問題視する団体からはダイヤモンド等の地下資源採掘が地球環境を破壊して迄行われるべきではない、倫理的な問題で基本嗜好品であるダイヤモンドを掘らなくても良いのは?という意見も有ったりします。ですのでBRIDGE銀座アントワープブリリアントギャラリーでは小さな抵抗ですが、そうした鉱山から産出したダイヤモンドを取り扱いしません。エシカルで倫理的人道的に採掘されたダイヤモンドだけを取り扱いしています。
そしてダイヤモンドという素材は産地と研磨地という2カ国で加工する性質が有ります。さらに集散地というマーケットの有る場合もあります。流動資産としても注目されるダイヤモンドは金融シティに隣接する取引所が世界に点在しています。アントワープブリリアントではダイヤモンドの研磨地としてベルギーのアントワープを指名しています。この地には現在現役で最も研磨技術の高いフィリッペンス・ベルト氏が研磨アトリエの本拠を構えているからなのです。
ダイヤモンドの美しさは【原石の品質と研磨者の腕前】で決まります。ボツワナで採掘されて厳選されたダイヤモンドはベルギーへ送られ、この地で素材ダイヤモンドから宝石ダイヤモンドへと生まれ変わるのです。ベルギーのアントワープは研磨地と集散地が合体したような世界最大のダイヤモンド取引量を誇る都市です。この他にもイスラエルのテルアビブやインドのムンバイも集散地として有名ですが、インドは格差の問題、イスラエルは宗教上の人種差別問題を抱えているためBRIDGE銀座アントワープブリリアントギャラリーではこれらの集散地よりもベルギーを優先してダイヤんモンドを選定しています。ダイヤモンドの集散地としてはニューヨークやバンコク・香港なども有力です。
お選びいただくダイヤモンドが人種差別や格差の是正に繋がり、かかわる人々の生活を安定させる事が出来る倫理的な方法で商品化されていることは現代のマーケットでは最も重要な拘るポイントともいえると私たちは考えているのです。