銀座の結婚指輪BRIDGEのブログ

皆さんこんにちは!ブリッジ銀座アントワープブリリアントギャラリーです。今日は欧米に古くから伝わるおまじないの話です。結婚式の日に「古いもの、新しいもの、借りたもの、青いもの」を身につけると花嫁が幸せになれるという”サムシングフォー”の伝説を聞いたことがあると思います。これは一説には”マザーグース”歌に出て来ると言われています。言われていますが、結構調べてもその歌は見つかりません、、、なので、多分マザーグースの歌じゃないんじゃないかな~~?と私は考えています。

そもそもマザーグースの定義が欧米の動揺を呼ぶ相称なので、マザーグース守備範囲が広すぎて特定できないっすね!一説には1,000もの動揺がマザーグースにはあるのだとか、、、

ではこの結婚式の伝統はどこから来たのでしょうか?また古き良き英語の「Something Old、Something New、Something Borrowed、Something Blue、A Sixpence in your Shoe」という4つの幸運の”何か”と”繁栄をもたらすために6ペンス”は結婚式に伝わる言い伝えで花嫁はどこかにこの4つと6ペンスコインを忍ばせて持つ必要があると言われています。

伝統の世界
イギリスでは、花嫁は伝統的に「古いもの、新しいもの、借りたもの、青いもの」を当日着ている必要が有ります。しかし、あまり知られていないのは、結婚式の終わりには花嫁の靴に銀の6ペンスが入っている事です。長年、花嫁の母は娘(花嫁)がバージンロードを歩く前に6ペンスを靴の中に入れました。6ペンスは幸運を意味し、父親が娘の結婚の繁栄を願っていたことを現す物とされていたのです。

スウェーデンでは、この伝統の独自のバージョンがあります。結婚式の前に、花嫁の母親は娘に右の靴の中に金貨を入れます。次に、花嫁の父親は彼女に左の靴に銀貨を入れます。硬貨は花嫁がお金なしで嫁に行かない、将来経済的に困らないようにと言う花嫁の両親からの願いを象徴しています。


リトアニアでは、結婚式のゲストがシルバーダラー、ハーフダラー、クォーターを持ってきて、披露宴の際にダンスフロアに投げ入れます。コインの1つには、新郎新婦のイニシャルが付いています。最初のダンスの最後に、結婚式のゲストは新婚夫婦のためのすべてのコインを拾い、それらを透明な花瓶に入れます。透明な花瓶から新郎新婦が取り出したコインを受け取る人は誰でも、次の花嫁または花婿とダンスをすることができる権利を得るという決まりなのです。

スペインとラテンアメリカでは、指輪交換で結婚指輪が神の祝福を受けた後に、新郎は新婦に6ペンスコインを渡します。コインは、彼が持っている、または将来持つであろうすべてのものを共有しようとする彼の意欲を象徴してるのです。

ポーランドでは、結婚式のゲストが結婚式を終えてバージンロードを退出する際にフラワーシャワーやライスシャワー、紙吹雪の代わりに、コインを投げます。その後、新郎新婦はバージンロードを退出した後でコインを二人で一緒に拾って、彼らの新しい団結の象徴としました。
イギリスでは、結婚披露宴で振舞われる乾杯用のシャンパンやワインのコルクに6ペンスコインが置かれ、新郎新婦には特別な日の記念品として贈られます。

と一口に欧米と言っても様々な6ペンスコインの風習がある様です、しかもこれらはほんの一部で各地方でまた違った習わしが有る事がちょっと調べただけでいっぱい出てきます。どうやら6ペンスコインは幸せの象徴としておまじないに花嫁の靴に忍ばせるは多くの地域で多少の違いはあれども認識されているようです。

6ペンスコイン、サムシング・フォーの由来となった歌の最後の歌詞”そして靴の中には6ペンス銀貨を”には世界各国に独自の様々な、幸せな結婚のジンクスとして語り継がれているんですね!そしてそれは概ね「花嫁の左靴の中に6ペンス銀貨を入れて結婚式を挙げると豊かで幸せな結婚生活を送ることができる」というものです。

2020年現在では、6ペンスコイン(銀貨)は本国イギリスでも通貨として使用されていませんが、レプリカや別のシルバーコインを代用して受け継がれています。コロナウイルス騒ぎで結婚式が延期のニュースが多い昨今ですが、記念家族で写真を残すカップルも多いと聞きます。そんな時にサムシング・フォーと併せて6ペンスコインのおまじないもお二人の結婚に取り入れてみるのではいかがでしょうか。

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