真珠のネックレスは、自分用が必要です!!
こんにちは。本日は、花嫁道具必需品である真珠の話をいたします。
ブリッジ(BRIDGE)銀座店では、美しいダイヤモンドと同じく美しい真珠にも力を入れております!!
当店はご結婚される方が多くご来店するため、お客様より「結婚準備品と言われる真珠のネックレスって絶対に必要ですか?借り物はダメですか?」という質問をよく耳にします。
質問の回答は、「結婚後は必ず必要です!!!」なぜなら、真珠のネックレスはフォーマルジュエリーだからです。
と言っても、現状いらなくとも何とかなっているのに、必要だから用意しろ!と言われても、なんのこっちゃですよね・・><
だったらもっと別の何か、普段から使うものを買いたい・・・と考える方もいらっしゃいます。(実際にこの会社に勤めるまで真珠なんていらないと思ってるスタッフもいました・・・)
ではなんでいるの?どんな時に必要になるのか??等について、本日は語ります!!!
まず、そもそも真珠って何?ですが、真珠(しんじゅ)あるいはパール(Pearl)とは貝から採れる宝石の一種です。6月の誕生石でもあります♡
真珠の石言葉は「健康・富・長寿・清潔・素直」など、素敵な言葉ばかり!!真珠は愛情の象徴とも言われています。
好きな人とを引き寄せあい、愛し合うというような意味合いを持ち、大切な家族や友人、仲間など身内に対する愛情の象徴です。
パールのネックレスは、切れ目なく円を描くその形から、縁を結ぶとされ、多くの人に愛されてきたのです。
さらには、パールは「月の涙」や「涙の象徴」ともいわれています。
ある国の女王が葬儀の際にパールを着用し、上流階級の婦人たちもそれにならったのがきっかけとなり、パールがポピュラーになったのだといわれています。
「涙の象徴」とされるパールを身に着けることは、故人や遺族への敬意の現れにもなるといえるでしょう。
ではこの真珠をどんなシーンで使っていくのかというと、冠婚葬祭時です!!!
まずお祝い事・・
・友人知人の結婚式
・お子様、親族の入学式や卒業式
・大切な人とのお食事
・そして・・自分自身の結婚式!
これらの時、女性は「正装」つまり「フォーマルウェア」を着ることになります。
和装ではなく洋服となると、洋服は本来「ジュエリーをつけて、初めて完成される」と言われるほど、ジュエリーの存在が重要になってきます!
そのジュエリーの中で、なぜ真珠が一番オススメなのか??
真珠は古来より、無垢で清らかなイメージと、その気品ある輝きから、世界中の人々に愛され親しまれてきました。
ヨーロッパでは「成人する娘にパールネックレスを贈る」という習慣があるそうです。
歳を重ねても、どんなシーンでもずっと使い続けられるジュエリーとして、真珠は時代を超え、世代を超えて愛されているんです!!!
結婚情報誌ゼクシィ等では今どきの花嫁道具Top5の第一位に真珠を上げているほどです。そんな純白無垢な真珠は、ぜひご自身の結婚式からつけてほしい・・・!!!!!
バージンロードと真珠の関係
皆様バージンロードの意味ってご存知ですか???バージンロードは『花嫁の人生』そのものを意味していると言われています。
まず花嫁は会場に入場する際に扉の前でベールダウンを行います。
これには「私のおなかに戻りなさい」という意味があり、お母様にベールダウンしてもらったことにより、奥様はお母様のおなかに戻ります。
生まれる前の、何も知らない無垢な状態へと帰えるのです。
そしていよいよ花嫁の入場、チャペルの扉が開くとそこに現れるのは花嫁の父。扉はまさに『誕生』を意味しています。
生まれてくるのを心待ちにしていたお父様と腕を組み、いよいよバージンロードの第一歩目を踏み出します。
お父様と歩くその一歩…「一歩 = 一年」踏み出した一歩が、奥様の人生の1年を表しています。
あんなことがあったな、こんなこともあったな、と自分の歩んできた時間を振り返りながら一歩一歩、歩みを進めていきます・・・
その両脇にはそれまでに出会った、たくさんのゲストが見守ってくれています。
バージンロードの終点には大好きなご主人様が待っています!
今まではお父様に支えられて進んできましたが、ご主人様と出会い、お父様からへとご主人様へバトンタッチするのです!
その先の道は『未来』を表しています・・・すごくロマンティックですよね!!!!!!
バージンロードには花嫁の人生が詰まっています。そんな大事な瞬間だからこそ、身に着けるものにも思いが宿ります・・・!!!!
結婚式でバージンロードを歩くときは、ぜひ真珠をつけて純白無垢な思いを閉じ込めてほしい!!!
そうして何年かたって、箱ををあけて真珠を取り出すたびに、その時の煌めきや感動が蘇ります!!!!!!
大切な思い出と共に真珠も年を重ねます
小さなタイムスリップを何度も繰り返せるジュエリーが真珠です。
真珠は宝石の中で唯一生き物。四季のある日本の海で生まれるアコヤ真珠は、海水温の寒暖差の影響でキメが整い、美しいテリが出ると言われています。
真珠の養殖は、まず母貝を育てるところからはじまります。稚貝と呼ばれる小さな貝が母貝に成長するまでに約2年。
その間、台風や赤潮などから貝を守りながら、大切に育てていきます。
真珠の芯となる核を母貝に入れる作業は、春から夏にかけておこなわれ、高度な技術を要する核入れは、熟練の職人がひとつひとつ手作業で行います。
核を入れた母貝はそれを包む真珠袋を形成し、海中で美しい真珠が誕生します。つまり真珠は、奥様と一緒に時を重ねていけるジュエリーです!!!
楽しい時はもちろん、悲しいお席にも真珠は必要になります。
それこそ「涙」の象徴とも呼ばれるくらいですので、相手への感謝の気持ちや敬意の表れとしても、正装に真珠を用意するのはもう当たり前のように言われていますよね!
この時に、真珠は母もしくは姉妹に借りているから大丈夫!という方がいるのですが・・・・
結婚すると奥様がご主人様家の代表になります。そうすると同じ席に奥様のお母様も姉妹も一緒に呼ばれることになるので、貸し借りが難しくなります・・・
必要な時にない!!と慌てて用意するのはあまりよくないですよね・・・・
それに自分と一緒に時を重ね変化していくジュエリーなのですから、自分だけの思い出のこもったパールが一番良いです。
イミテーションパールと本真珠の違いとは
最後に、最近よく耳にするようになったイミテーションパールについて話そうと思います。
イミテーションパール(人工真珠)は、本物に似せて作った真珠のことです。
本物の真珠は、核と呼ばれる2mm程度の異物に貝が反応し、真珠質を分泌しはじめ、長い時間をかけて何層にも包み込むことによってできます。
イミテーションパール(人工真珠)は、核となる部分をプラスチックやガラス玉、貝殻で作り、その周りをパールエッセンスで何度もコーティングして真珠の風合いを人工的に出していきます。
イミテーションパール(人工真珠)は、中心の素材によって、以下のように分けられます。
プラスチックパール
ベースとなるのはプラスチック。樹脂パールも呼ばれ、手芸や手作りアクセサリーなどにも使われます。軽くて扱いやすいのが特徴。
ガラスパール
ベースとなるのはガラス。ある程度重みがあるのが特徴。
貝パール(マジョリカパール)
養殖真珠に使われる貝殻がベース。本物の真珠に似ており、素人目には区別がつかない場合も。
いろんな種類のイミテーションパールがありますが、正直本物と並べたり写真を撮ると違いが一目瞭然です。。
真珠をつけるタイミングは周りの人ももちろん真珠をつけてきますので、イミテーションパールだと少し浮いてしまうかもしれません・・・
ファッションでつける分には 手軽につけれてお洒落ですごくいいと思うのですが、花嫁道具や、自分の一生物としてもつなら絶対に本物がいいです!!
いかがでしたでしょうか?
花嫁道具に真珠を、、という話が出ている場合は、その言葉に甘えて真珠をいただくのがいいかもしれません♪
使うタイミングは必ずやってきます。そのためにいつ用意するかが大事となります。
騒ぎごとの時に慌てて用意するよりは結婚という人生の節目に、自分の思い出を刻むジュエリーとしてご用意することをおすすめします!!