こだわりは、センターストーンの石座【さくら】のすかし
本日は、スペシャルオーダーをしていただいたH様をご紹介いたします。自分の理想のデザインの婚約指輪を求めて、たくさんの店をまわったそうです。その中でなかなか自分の理想デザインに出会えず、肩を落としていたところで、【ブリッジ銀座】へお越しいただきました。銀座の他のお店で「これにしようかな」というデザインは見つかったけど、しっくりこなくて、注文はせずに帰ろうと銀座を歩いていた時にブリッジ銀座を見つけてくださりました。決定寸前までいっていた婚約指輪(ほかの店舗の)は、自分自身では完全に納得したデザインではなくて少しの妥協があったとのことでした。スタッフに今までの経緯を簡単にお伝えいただいたところ「できますよ、たぶんできると思います。」との思ってもいない返答が返ってきて、びっくりされたそうです。「(えぇー出来るのか)」内心ほっとしたと同時に、本当に出来るのか?と少しの猜疑心が。でもスタッフの言葉を信じ、そのまま詳しく理想の指輪の話をしてくれました。話せば話すほど、「もしかしたらできるかも」と思いう様になり、後日彼と二人で来店する約束をしてくださいました。お二人で来店された際は、様々なデザインを見ながら「ここを少しこうして、ああして」などの話をしました。そこですべての理想を教えてくださいました。
特別オーダーの婚約指輪とは
こだわりのイメージと予算を元に、できうる内容を詰めていきます。リングの幅や、ダイヤモンドの金額、細かな造形(石留の爪や、石座のデザイン)、リングのテクスチャー、素材、サイズなど、制作にあたり必要な要素をすべて出し切っていただきます。ここで重要な点は、予算と理想を物理的可能なデザインに落とし込むことです。この段が、甘いとその後の段階で、スムースに行きません。むしろここでほぼすべてが決まるといっても過言ではありません。個々が決まれば、後は形になっていく姿を楽しみにながら体験できます。上記の写真は、3DCADデザインです。CADの段階では、必要なスペックがあっているか、デザインの大まかな形状が正しいかを決めます。この段階で曖昧にしておくと、後から修正が不可能になってしまします。
デザインの詳細のやり取りがカタチになった WAX原形
3DCADデザインの確認を終えたら次は、ワックス原形(もしくは金属での原形)を作成します。デザインによってWAXなのか金属なのかは、職人にお任せください。この段階は結構皆様、感動されます。自分の理想がカタチになって瞬間でもありますから。この段で、細かな細部のニュアンスを詰めていきます。今回オーダー頂いたお客様は、リングから立ち上がるアームの上部(脇石と繋がっている部分)をもう少し反らせたいとリクエスト頂きました。その点はwaxを撮影した写真にペン入れをして認識の共有をします。その際、強度のことなどもアドバイスしながら進めてきます。この段階ではほとんどリクエストはない状態です。ニュアンスの最終調整を行うイメージです。
理想どおりの婚約指輪の完成
理想どおりの婚約指輪の完成。ボリューム感もバッチリ。ダイヤモンドは0.55ctで存在感や輝き大満足です。サイドメレダイヤモンドの大きさや、留め方もバッチリでした。サイドから見た時の桜の透かし石座も完璧。アームのブリッジもパーフェクト。リングのテクスチャーもかわいいし、華奢で大人っぽくかわいくて上品な特別な指輪です。すべてにおいてパーフェクトなデザインでした。とお客様よりお褒めの言葉をいただけました。ありがとうございます。オーダーメイドのリングは、思った通りにならなくてはダメ(当たり前ですが)ですが、思った以上でもダメです。思った以上の場合も理想通りではないためです。ですので、初めてのデザインミーティングで、理想を物理的なデザインに落とし込む作業が大切なのです。今回喜んで頂けてホッとしています。あの時諦めずに、銀座の街を歩いてよかったです(笑)BRIDGE銀座さんに婚約指輪をお願いしてよかったです。BRIDGE銀座さんは店頭にある3つのブランドもすべてカワイイです。BRIDGE、AntwerpBrilliant、infinityloveの3つあるのですが、どれも素敵でした。私の様にこだわりが強く(強すぎなければ)なければ、どれも素敵ですよ。婚約指輪をお考えの方は、ブリッジ銀座さんに行ってみると良いですよー。と最後に笑顔で言って頂けました。H様オーダー頂きましてありがとうございました!!