誕生石の婚約指輪を選ぶという特別な選択
婚約指輪といえばダイヤモンドを思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし近年では「自分らしさ」を大切にしたいカップルが増え、誕生石を取り入れた婚約指輪が注目されています。その中でも特に人気が高まっているのが、ブルーサファイアをあしらった婚約指輪です。
深い青の輝きを放つブルーサファイアは、古来より「誠実・忠誠・真実の愛」を象徴してきました。永遠の誓いを形にする婚約指輪にふさわしい宝石として、王室やハイジュエリーの世界でも愛され続けています。本記事では、ブルーサファイアが持つ魅力や誕生石としての意味、婚約指輪に選ぶメリット、デザインのバリエーションについて詳しく解説します。
ブルーサファイアとは? ― 歴史と象徴
ブルーサファイアはコランダムという鉱物の一種で、鮮やかな青から深いロイヤルブルーまで多彩な表情を見せる宝石です。その色合いは鉄とチタンの含有によって生まれます。古代ペルシャでは「空は巨大なサファイアの上にあるため青い」と信じられていました。また中世ヨーロッパの聖職者は、サファイアを「神との結びつきを強める石」として身につけたと伝えられています。象徴する意味は、純粋・誠実・永遠の愛。そのため結婚や婚約のシーンにふさわしい宝石として長く愛されてきました。
誕生石としてのブルーサファイア
ブルーサファイアは9月の誕生石です。誕生石にはそれぞれ守護や幸運を呼ぶ力があるとされ、自分やパートナーの誕生月に合わせて選ぶ方も増えています。例えば、9月生まれの花嫁にサファイアを贈れば「一生を守り続ける」という想いを込められますし、誕生日が異なる場合でも「ふたりの絆を強める石」として選ぶのも素敵です。さらにサファイアは結婚45周年を祝う「サファイア婚式」にも関連があり、長い年月を共に歩むシンボルとしても特別な意味を持ちます。
婚約指輪にブルーサファイアを選ぶメリット
1. 自分らしい個性を表現できる
ダイヤモンド一択ではなく、誕生石を選ぶことで「自分たちらしい指輪」を実現できます。SNS世代のカップルからは「人と被らない」「ストーリーがある」と好評です。
2. 高い耐久性
モース硬度9を誇るサファイアはダイヤモンドに次ぐ硬さ。日常的に身に着けても傷つきにくく、一生ものの婚約指輪に安心して選べます。
3. 豊かなカラーバリエーション
「ブルー」とひとことで言っても、淡いベビーブルーから濃いロイヤルブルーまで幅広い色合いがあります。肌の色や好みに合わせて選べるのも魅力です。
4. 王室も愛する宝石
英国王室のキャサリン妃が受け継いだ、故ダイアナ元妃のブルーサファイアの婚約指輪はあまりにも有名。サファイアの指輪は気品と普遍的な美しさを備えている証といえます。
デザインのバリエーション

ブルーサファイアを用いた婚約指輪には多彩なデザインがあります。
ソリティアタイプ
一粒のサファイアを中央にセッティング。シンプルだからこそ石の色合いが際立ちます。ヘイロータイプ
中央のサファイアをメレダイヤで囲むデザイン。ダイヤの輝きが青を引き立て、華やかさと気品を両立します。サイドストーンタイプ
中央にダイヤモンド、サイドにサファイアを配置するなど、2つの宝石の共演が楽しめます。オーダーメイド
好きなカットや石の大きさを選び、世界にひとつだけの婚約指輪に仕立てるのも人気。スリランカ産など産地にこだわる方も増えています。
ブルーサファイアの選び方
サファイアを選ぶ際には以下のポイントを意識すると良いでしょう。
色合い(カラー)
鮮やかで均一なブルーが理想とされますが、自分の好みを優先することが大切です。透明度(クラリティ)
内包物が少なく透明感が高いほど評価が上がります。カット
光を受けて美しく輝くようにカットされた石を選びましょう。オーバル、クッション、ラウンドなど様々です。産地
スリランカ(セイロン)、カシミール、マダガスカルなどが有名。特にスリランカ産は明るく華やかなブルーが特徴です。
誕生石の婚約指輪で永遠を誓う
ブルーサファイアは、誠実な愛を象徴する宝石であり、誕生石としても強い意味を持ちます。婚約指輪に選ぶことで、ダイヤモンドにはない「自分らしいストーリー」を込めることができます。大切なパートナーに贈る婚約指輪に、ぜひブルーサファイアを検討してみてはいかがでしょうか。
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