ブルーサファイヤは、ロイヤルブルーが銀座で人気
ブリッジ銀座アントワープブリリアントギャラリーでは、ロイヤルブルーのサファイヤを中心にセレクトしています。ブルーサファイヤの色は、緑がかった青、紫がかった青など、色に幅があります。ロイヤルブルーは濃い鮮やかな青を示す色名の一つで特に紫味を持つ濃い青色を指します。ロイヤルブルーは、その色の濃さに範囲が有り薄すぎて(明るくなりすぎても)も色が濃すぎて(暗くなっても)ロイヤルブルーとは呼びません。しかも産地はスリランカ(ラトゥナプラ)に限定されています。
ロイヤルブルーのサファイヤの特徴であるベルベットのように滑らかな濃い青色がとても美しいです。 ロイヤルブルーが世界中に印象付けられたエピソードは1981年、英国のチャールズ皇太子がダイアナ·スペンサーにロイヤル・ブルーサファイアの婚約指輪を贈りになったときです。瞬く間に世界中にロイヤルブルーのサファイヤが印象付けられました。英国王室に認めらめた色なのです。
コーンフラワーサブルーのファイヤは人気がない??
ブルーサファイアの最高色はスリランカ産の”ロイヤルブルー”とカシミール産の”コーンフラワーブルー”言われています。コーンフラワーブルー(Cornflower Blue )はインドとパキスタンの国境にある山岳地帯カシミール地方産で産出するベルベットブルーのサファイアを【コーンフラワーconeflower】と呼びますが、矢車草の色を表現したコーンフラワーブルーはブルーサファイアの最高色として知られる名前です。ベルベットブルーで少し靄の掛かった様な美しい青色が特徴。ロイヤルブルーと比べると、色の出方が違いますね。どちらも美しい。※左下がコーンフラワーブルーサファイア 右上がロイヤルブルーサファイア
コーンフラワーブルーのサファイアが産出するカシミール地方は現在ゲリラによる紛争や核実験などによる環境破壊が激化しており、宝石採掘が出来ない状況であり、サファイアの採掘は中断しています。更にこの地域には立ち入りその物が難しい為、1980年頃を境に、実際にカシミール地方産出のブルーサファイアをマーケット内で目にすることは在りません。
2020年頃から宝石鑑別業界の考え方としてカラースケール上で青味が濃くやや赤手に振った美しい色を”ロイヤルブルー”(右上)やや明るい青色を”コーンフラワーブルー”(左下)と定義して宝石の鑑定鑑別機関で色判定をするようになっています。上写真はサファイヤの本場タイのAIGSでロイヤルブルーとコーンフラワーブルーと色判定されたサファイヤです。
婚約指輪としての人気は、サファイヤの伝説が影響!?
ブルーサファイアは貞操観念を守る宝石としても知られています。これは古代ローマの時代までさかのぼる逸話です。十字軍遠征の際に戦場に赴く兵士たちは留守を守る妻にサファイアの装身具を身につけさせていたと言います。サファイアは浮気を見無抜く宝石と考えられていたからなのです。知的、落ち着き、信頼感、誠実といった青色のイメージからは想像つかない発想ですが、実は1980年以降発見されたサファイアのエンハンスメント手法が過熱処理である事と繋がっているのです。もしも心に他の男への恋の熱が付いてしまったら、、、サファイアは恋の加熱によって色が変わってしまう、、という事を古代の人類が知っていたか?は謎ですがそうした逸話が残されています。
ブリッジ銀座で人気のロイヤルブルーサファイヤを使った指輪
知的で清楚な青色が美しいサファイヤは婚約指輪でも人気の宝石です。ファンシーズではシンプルなダイヤモンドヘイローにブルーサファイヤをセッティングしてエンゲージリングとしてデザインしました。アフリカ産の天然ダイヤモンドを使用したオシャレでかわいいジュエリーを婚約指輪として手に入れてはいかがでしょうか?