2015年9月に国連サミットで「SDG’s(エスディージーズ)」(持続可能な開発目標)が発表されてから、様々な形でその取り組みが行われていますね。その中でも「エシカル」という言葉が良く聞かれます。「エシカル」(ethical)というのは「倫理的な」という意味。環境や人権に対して十分に配慮された商品やサービスの事を言います。
私達ブリッジ銀座では、商品の品質はもちろん、その商品がもつ背景もとても大切にしています。どんな人がどんな場所で作っているのか?労働環境は悪くないか?環境に配慮しているか?など様々な観点から、お客様には「品質も背景も美しいエシカルなダイヤモンドを持っていただきたい」そう願っています。
世界最高のダイヤモンド原石品質と言われるボツワナ産を中心に
ボツワナ共和国、ボツワナはアフリカ大陸南部の共和制国家でイギリス連邦の加盟国です。鉱山はボツワナのほぼ中心にあるジュワネング、現地で”光の王子”という異名で呼ばれるこの鉱山は産出するダイヤモンドの原石品質が世界最高で注目を集めています。ボツワナをはじめとする地下資源採掘王手”デビアス”の運営する鉱山では正しい労働環境でクリーンな採掘が展開されています。地下資源採掘を行う鉱山の何倍ものサイズの森林を保護する活動を行っています。特に野生動物の保護にも力を入れており、昨年も隣国モザンビークへ良環境で増えた野生の象を移動するプロジェクトなどが様々なニュースでも報告されています。さらに鉱山のある地域に住む暮らす人々の生活インフラの整備や生活水準の向上に努め地域と一体になって地下資源開発に取り組んでいるのです。西側諸国のセレブレティや知識人がダイヤモンドの産地やバックグラウンドに興味を持ち最終的にクリーンでエシカルなダイヤモンドを選ぶ人が増えています。
コンフリクトフリーのダイヤモンド
また、私たちは産出国より正規に輸入された新品(未使用)ダイヤモンドをのみを使用します。
BRIDGEではそれらのダイヤモンドを「バージンなダイヤモンド」と呼び、さらに紛争地域から供給された、紛争ダイヤモンド(いわゆるブラッドダイヤモンド)ではない、コンフリクト(紛争)フリー(無縁)なダイヤモンドをコンフリクトフリーダイヤモンドと呼びます。
キンバリープロセス
紛争国の反政府組織やテロリストの資金源となった紛争ダイヤモンド(いわゆるブラッドダイヤモンド)の取引に対して国際連盟が制定した輸出入を規制する仕組みです。コンフリクト(紛争) ダイヤモンドを抑制するため、南アフリカ、ボツワナ、ナミビアなどのアフリカ諸国は2000 年5月. 南アフリカのキンバリーという町で制度を立ち上げようと集会したことで、「キンバリー・プロセス」と名前を付けました。
ブリッジ銀座で取り扱うアントワープブリリアントのダイヤモンドには、すべてキンバリープロセスを尊守したダイヤモンドであることを証明する証明書が添付されます。