こんにちは、BRIDGE銀座AntwerpBrilliantGalleryです。私たちBRIDGEは、公式ホームページ、Instagram、Facebook、Googlemap、Twitterなどを通じて婚約指輪(エンゲージリング)、プロポーズリング、結婚指輪(マリッジリング)をお求めの際に役に立つ情報をお届けしております。ダイヤモンドについての知識系情報、婚約指輪(エンゲージリング)、結婚指輪(マリッジリング)のデザイン紹介、新作紹介、フェア情報などがメインです。
BRIDGEの取り扱うダイヤモンドはデビアスグループのダイヤモンド鉱山ボツワナ、ナミビア、南アフリカ、カナダの4拠点で採掘された高品質な原石を使用しています。
ダイヤモンド原石はこの4カ国以外にもいくつかの国で採掘されており、それぞれ専門の地下資源採掘企業が操業しています。
では、この世界に点在するダイヤモンド産地には いったいどんな共通点があるのでしょうか?
ダイヤモンドが産出する条件に該当する場所が世界には数か所有る事が地層学者たちの調査で判明しています。実はダイヤモンドの産地は2億年以上前から地殻変動の少なく太古の昔から陸だった場所に限られる事が地層学者たちの研究の結果少しづつ判ってきました。
さて、そのダイヤモンドが産出する条件に該当する場所とは? それは「超大陸」や「コンドワナ大陸」と呼ばれる太古より陸地だった場所なんだとか。
超大陸やコンドワナ大陸とは大陸移動説の中で語られる太古の地球に存在した大陸の事です。大陸移動説によれば2億年前にも”地上”と呼ばれた場所は、現在のアフリカ大陸、南アメリカ大陸、インドを含むアジア大陸、南極、オーストラリア、アラビア半島、マダカスカル等多くの陸地を含んだ1つの巨大な大陸だったのだとか。今の世界からは考えられない様な一つの大陸だったと考えらえれています。
その後、超大陸は大陸の移動で徐々に分断され、約5億年の歳月をかけて現在の世界地図のような形になったそうです。
ちなみに今の状況を大陸移動説で言うと・・・次の形成へ向けて動き出したところなんだとか、「ハワイが何時か日本にくっつく」なんて話を聞いたことは無いですか?今も年間8㎝のスピードで近づいているそうです・・・。
因みに大陸移動説は5億年周期くらいの話のなのであまり私たちの生きている間にはどうにもならなさそうな話ですが、そうした悠久の時をダイヤモンドは旅してるのです。ですから少なくともダイヤモンドは5億年以上前に結晶したと考えられています。
またダイヤモンドが結晶するのは地下約200キロの地底、地球の中心部は超高圧力で、激しいマグマによっても鍛えられる過酷な環境でダイヤモンドは結晶します。
結晶はするのですが、地殻変動が活発すぎれば安定出来ず、ダイヤモンドに成れなかったり、マグマで溶かされたりして結晶~融解~結晶~融解を繰り返していると考えられています。
そしてダイヤモンドとして結晶できた僅かなダイヤモンドを超高温高圧下で安定している状況のまま、ダイヤモンドのままで地上まで押し上げる大規模な火山の爆破や地殻変動で地上に運んでもらわなければ私たちはダイヤモンドを目にすることも手にすることはできません。
多くのダイヤモンドは地上に上がってくる過程でダイヤモンドのまま安定し続ける事が出来ずに黒炭・石墨(グラファイトGraphite)に変化してしまうのです。
ダイヤモンドが結晶し地上に上がってくる、ここまででもかなりの奇跡が重ならないとダイヤモンドとして地上で成立出来ない事はお解りいただけると思います。ダイヤモンドの希少性が高い一つが出現の難しさなのです。
ちなみに地下200キロメートルに存在するダイヤモンドが地表まで黒炭・石墨化しない様な高速で運び上がる「大規模」な火山爆発は地球誕生から現在まで僅かに7回程。(直近では約5億年前!!)なんともドラマチックな誕生物語ですよね。
その7回の大規模爆発や噴火が発生したとき地面だった場所、特に最後の大規模噴火が発生したときに大陸だった超大陸にはダイヤモンドが存在していると地層学者の間では考えられているのです。
そう考えると、ダイヤモンドは本当に地球からの奇跡の贈り物ですね!
一つとして同じものはなく、それぞれが個性を持ちながら美しく輝いているダイヤモンド。
そんなダイヤモンドの誕生の奇跡の物語を知ると渡す意味、持つ意味の価値が深まりますね!