BRIDGE銀座が扱っているダイヤモンドは以前にもご紹介した通り、原石とカッターにこだわっていて、世界一美しい原石を最高のカッターを指名して研磨させています。その美しいダイヤモンドは、ベルギー大使館の推奨をいただいています!!
①ダイヤモンド研磨にこだわりを持っている。
②研磨の聖地・ベルギーのアントワープって?
③推奨された理由。
④新しい流通の確立。
①ダイヤモンド研磨にこだわりを持っている。
大使館推奨の理由それは、私たちBRIDGE銀座がダイヤモンドを美しく魅せるための最も重要な工程と言われている「研磨」に特に強いこだわりを持っているためです。私たちのダイヤモンドの輝きはカットや研磨と言った本来職人の作業領域にも、機械化の波が及んでいる現代においても一つ一つ専門の職人の手作業で丁寧に仕上げられ、引き出されるからなのです。アントアープブリリアントでは、ダイヤモンド研磨の聖地ベルギー・アントワープで確かな技術のあるダイヤモンドカッター、フィリッペンス・ベルト氏を指名しています。
特別な職人ベルト氏の手作業で行われるダイヤモンド研磨は、一般的なエクセレントカットとして完全に仕上がった状態から更に”もう一色”もう少しの”煌めき”を引き出します。同じグレードのダイヤモンドでも”輝き”や”見た目”が異なるのは”原石の良し悪し”と”最終研磨者の腕前”によるところが大きいのです。
ダイヤモンド研磨で世界最高レベルの品質を誇るベルギー・アントワープ、その中でも特別な評価を得る研磨職人”フィリッペンス・ベルト氏” 。彼らが今まで築き上げてきたベルギー(*1)研磨の確固たる高品質は世界に認められ現在も注目を集めています。
日本の皆様にそうした特別な輝きを放つベルギー品質のダイヤモンドを手にして頂きたい。という想いから、私たちはあえてベルギー研磨にこだわっています。
*1:19世紀にネーデルラント連合から独立した比較的新しい国で、人口は約1100万人、ヨーロッパの西側に位置する連邦立憲君主制の国家です。欧州連合(EU)の主要機関の多くが置かれていて”EUの首都”とも言われています。
ダイヤモンドとのかかわりは深く、フランダース地方では14世紀にブルージュやアントワープに持ち込まれた多くのダイヤモンドがこの地でカット・研磨加工された。スカイフやソーイングブレードといった研磨機材を開発したのもフランダースの宝石加工職人たちで、世界中からダイヤモンド研磨のオファーを受けていてました。当時ブルージュはルドウィック・ヴァン・ベルケムなどを輩出した。現在は北部の町アントワープにサイトホルダーの本社事務所が集中しており、世界中のダイヤモンド取引が行われる中心地となっています。
②研磨の聖地・ベルギーのアントワープって?
ダイヤモンドの流通量で世界有数のアントワープなのですが、意外にもアントワープで研磨されるダイヤモンドの流通量は全体でもごく僅かで希少なのです。アントワープはかつて、世界最大のダイヤモンド研磨地で、研磨済みのダイヤモンド総数量の80%ほどがベルギーで研磨されていました。ケッペン地域には多くの研磨工が暮らしていて、研磨工になるための専門学校から組合等もあり、多くのサイトホルダーの研磨工場が立ち並んでいたそうです。しかし現在、残念ながらその面影は無く、ベルギー・アントワープの地場産業だったダイヤモンド加工は年々減少していき、世界的にもシェアを失い回復できる見込みは残念ながらないんです・・・
現在ダイヤモンドのカット・研磨の加工はベルギーに代わって加工工賃の安い後進国に移行していて、現地で盛んに行われています。中国やインド、また産出国のアフリカ諸国でもダイヤモンドの加工工場が続々と新しくオープンしています。高品質だけど工賃の高いベルギーの職人はそうした後進国へ技術指導に行くなどしないと、自国・ベルギー国内では仕事がなくなってきているのが現状です。
またタイ王国・バンコクなどでも高品質のダイヤモンド研磨が行われていて、中~低品質だけでなく本来ベルギー・アントワープでしか出来なかった多くの仕事がそうした国々へと移っていっているのです。
現在のベルギー・アントワープはにある、ベルト氏等の特別な技術を持った職人のアトリエには難解な仕事が沢山集まって来るのですが、通常の研磨加工だけを行うアトリエや工場にはなかなか仕事が集まりにくくなっています。フィリッペンス・ベルト氏のアトリエのあるエリアも、1970年当時大小合わせて2000を超える研磨工場があったそうですが、2017年では両手で数えれる数まで減少していて、加工に携わる職人も年々減少しています。
③推奨された理由
アントワープブリリアントはその第一号として日本国内に紹介される事になったのです!!!!
④新しい流通の確立
しかも供給されるダイヤモンドはすべてデビアスグループのIIDGRにて鑑定書を発行する。という今までにない新しい流通の枠組みのダイヤモンドでした。今回鑑定を担当するデビアスグループの鑑定鑑別機関IIDGRの研究所もベルギーアントワープに有ったことから、以下のような経路で販売されることが情報としてお客様に開示できる新しいダイヤモンドが誕生したのです。
◆ダイヤモンドはボツワナを中心としたデブスワナから供給される。
鉱山はボツワナ・ナミビア・南アフリカ・カナダの4拠点ですが、ボツワナ以外は極端に選択される可能性が低い。
◆厳選された原石はアントワープへ送られカット・研磨される。
フィリッペンス・ベルト氏率いるダイヤモンドトップチームによる最終研磨を施す。
◆ベルギーに研究所を構えるデビアスグループのIIDGRにてダイヤモンドの鑑定書を発行する。
鑑定するダイヤモンドはデビアスの採掘した石のみで、一石一石ナンバー管理されている。石と産地、鑑定書の完全一致を実現。
たったこれだけ?と思うかもしれませんが、現在も”何処で産出”して、”誰の手によってカットされ研磨”されたか?が説明できないダイヤモンドが市場には多くあり、実際に研磨者が判るダイヤモンドと言うだけでもとても貴重で中々見かけません。トレサビリティーの確立されていないダイヤモンドしかないのが現状なのです。
なので、私たちは大切な人の元へ思いを込めて贈るダイヤモンドが二次流通品(質屋に入れて、そこから再度研磨し市場に出しものなど)だったり、コンフリクトダイヤモンド(ブラッドダイヤモンド)では無く、完全なエシカルダイヤモンドである事は最重要であると考えています!
私たちは、ブランドの事業展開を通じてダイヤモンド研磨の聖地であるベルギーの産業を守る事、そして職人の間で受け継がれる伝統技術の継承や、継続発展を微力ながら支えていき、ダイヤモンド研磨に懸ける職人の情熱や熱い想いを一人でも多くの日本のお客様にお届けしたいと考えています。
本日のブログはいかがでしたでしょうか?ベルギー大使館推奨になった理由についてご案内いたしました。ぜひ、店頭でその美しさを見ていただきたいです!暗いところで見てもキレイな虹色の光が輝きます。
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